新年から石油など原材料価格が上昇し、韓国の輸入金額水準が1年前より30%以上増加した。
韓国銀行が25日に発表した「1月の貿易指数および貿易条件」によると、先月の輸入金額指数は166.70ポイントで、前年同月比34.4%増加した。これは12ヵ月連続の上昇傾向で、上げ幅は昨年12月対比(37.6%)に比べて減った。
鉱山品や工業製品価格が大幅に上昇した影響だ。鉱山品輸入金額指数の上昇率は109.6%であり、工業製品のうち石炭・石油製品も69.5%増加した。
輸入物量指数は、前年同月比10.2%増の135.72を記録した。エネルギー需要の増加や鉱山品輸入の増加、半導体輸出の好調による半導体輸入の増加で輸入物量指数が増加した。
輸出物量指数は122.86で、前年同月比7.7%上昇した。4ヵ月連続で上昇している。これは中国やアセアンなどからの新事業成長に伴い半導体輸出が増え、コンピューターや電子・光学機器の輸出が増加した影響だ。
輸出金額指数は134.94で、前年同月比22.4%増加した。エネルギー需要の拡大などにより化学製品の輸出が増加し、15ヵ月連続して上昇している。
特に半導体の場合、輸出物量指数が前年同月比17.9%、輸出金額指数が21.6%上がった。これは21ヵ月連続の上昇である。
純商品交易条件指数は前年同月比6.8%下がり、10ヵ月連続下落した。
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