金通委、政策金利を据え置き・・・1.25%を維持

[写真=韓国銀行]


韓国銀行が24日、基準(政策)金利を凍結した。オミクロン株が感染拡大している中、景気の不確実性が高まり、金利引き上げの調整に乗り出したのだ。

韓国銀行の金融通貨委員会(金通委)は同日午前、ソウル中区(チュング)の韓国銀行で通貨(金融)政策方向会議を開き、政策金利を現在の1.25%水準で維持することを決めたと発表した。

金通委による政策金利の据え置き決定は、昨年10月以降4ヵ月ぶりのことだ。韓銀は2020年コロナパンデミック以後、由来のない0%台(0.5%)政策金利を1年以上運用してきたが、昨年下半期から本格的な金利引き上げに乗り出した。特に昨年11月に続き、今年1月までの2回にわたって政策金利を引き上げた。

韓銀の今回の決定は、コロナ拡散の勢いが影響を及ぼしたとみられる。最近、新規感染者数が一日平均10万人に迫るうえ、オミクロン変異株の感染者も急増しており、金利引き上げが内需景気の打撃につながる可能性が大きいという懸念が反映されたと分析される。

一方、金通委の今回の政策金利の据え置きは、市場の予想とも合致している。金融投資協会が韓銀の金通委会議を控えた今月11日から16日まで、債券保有および運用関連従事者(203機関、925人)を対象にアンケート調査を行った結果、回答者の88%は今月の政策金利が凍結されるだろうと予想した。
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