現代斗山インフラコア、サムスン物産とグローバル建設現場の自動・無人化市場攻略

[現代斗山インフラコア、サムスン物産とグローバル建設現場の自動・無人化市場攻略]


 
現代ジェニュイン(現代重工業グループの建設機械部門中間持株会社)の系列会社である現代)斗山インフラコアが国内施工能力評価1位の大手建設会社であるサムスン物産と提携し、グローバル建設現場の無人化市場を攻略する。
 
現代斗山インフラコアは18日、「建設自動化・無人化技術の相互協力」にを向けた業務協約(MOU)を締結した。
 
今回の業務協約は建設機械と建設産業分野の最高水準である両企業が建設現場に無人装備を運用するための技術開発を一緒に進行する初の事例だ。最近、建設現場に労働人口の減少や熟練労働者の不足、安全問題が浮上し、両社が先制的に建設現場に自動化・無人化技術を導入するために手を握った。
 
両社は今回の業務協約を通じ、地ならし作業に代表的に使われるブルドーザー、ローラーなどの装備無人化システムを開発して商用化に乗り出す。
 
特に、装備無人化システムの開発はRetrofit形式で進行される。Retrofitは従来の機械の機能をアップグレードしたり、ネットワーク技術を組み合わせ、装備をデジタル化することで、新規装備を開発するより時間とコストにおいて効率的だ。
 
現代斗山インフラコアは2019年、試演に成功した無人化技術である「Concept-X」を活用し、無人化システムの開発に乗り出す計画だ。ドローンを活用して3次元の現場情報分析と装備管制が可能な「XiteCloud」技術を既存の運行中のブルドーザー、ローラーなどに結びつけ、地ならし作業装備無人化に乗り出す。
 
サムスン物産は水力発電、空港、港湾、太陽光などの土木工事を通じて蓄積されたノウハウとビックデータをもとに、管制機能が含まれた施工、工程計画と多数の無人装備を運用できる統合管制システムを構築する。
 
両社が推進する 地ならし作業無人化技術は土工作業に比べて環境が定型的で、比較的単純な作業パターンを持っていて、早い時間内に商用化が可能なのと見られる。無人化技術の開発に成功する、サムスン物産が施工する大型工事現場で実証をする予定であり、 地ならし工事が主な生産工程の大規模ダム、空港、宅地開発、道路及び鉄道公社に主に活用されるものとみられる。
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