現代自動車グループがボストン・ダイナミクスを通じて披露した人間型ロボットを製造現場に投入したり、メタバースに融合する未来ビジョンを提示した。今後、他のデバイスの形に新たなサービスと結合した幅広い活用性を立証し、ロボティクス市場を先導するという抱負だ。
4日(現地時間)、現代自動車グループはラスベガス・マンダレーベイコンベンションセンターで、ヒョン・ドンジン現代自グループロボティクスラボ常務とマーク・レイバート(Marc Raibert)ボストン・ダイナミックス会長の共同インタビューを進め、グループのロボティックスビジョンを紹介した。
レイバート会長は「ストレッチ(Stretch)」ロボットの場合、来年から大量納品が可能なほど、量産作業が軌道に乗っていると紹介した。物流の積載と移動うぃ支援する方式で活用する見通しだ。また、「アトラス(Atlas)」ロボットは様々なプラットフォームで扱われるように高度化作業が進めている。
ヒョン常務は"ロボティクスラボは単にロボット製作にとどまらず、ロボティクスというテクノロジーの精巧さに新たなサービスを与えるなど新しい事業モデルとなるシードテクノロジービジョンを持っている"、"ロボットではないような現代自・起亜の電動スクーターやチョッキ型の着用ロボット、椅子型の着用ロボット、医療用の着用ロボット、最近公開したMobEDなどが範疇に含まれる"と説明した。
レイバート会長はアトラスのような人間型ロボットの必要性について、"ヒューマノイドや4足歩行、またはロボット形態は適用分野によって重要な要素であるが、ロボットに対する人々の反応も欠かせない"、"アトラスは特に意図してないが、大衆に良い反応を得ており、これを通じ、ロボットがどのように友好的にアクセスできるかを調べることができる"と強調した。
現代自グループとボストン・ダイナミクスは内部的に協力案について多くの意見が交わされている。レイバート会長は"来年や再来年に具体的な協力の状況を公開できるだろう"とし、"鄭義宣(チョン・ウィソン)会長の疎通と支援がボストン・ダイナミクスに肯定的な影響を及ぼしている"と伝えた。
現代自が今回のCES 2022で披露した「PnDモジュール」とこれを適用した「MobED」の量産時期にも関心が集まった。PnDモジュールはどんな事物にも結合することができ、移動性を付与できるように設計したモジュールである。
ヒョン常務は"もう始めたばかりの段階で、PnDモジュールやMobEDの量産時期を正確に申し上げにくい"、"規制の適用などを考慮すれば、2年程度を予測している"と述べた。そして、"ロボティックスはまだ成熟した市場ではないため、市場の状況と顧客のニーズなどを総合的に考慮し、量産時期を決定しなければならない"と付け加えた。
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