11月以降、国債利回りが下落した。グローバルインフレへの懸念にも関わらず、国内外のコロナ再拡散や主要国の国債利回りの下落傾向などが影響を及ぼしたという分析だ。
韓国銀行が8日に発表した「11月中の金融市場動向」によると、7日基準の国債3年の利回りは1.87%で、10月末(2.10%)より0.23%ポイント下落した。国債10年の利回りも2.24%(7日基準)で10月末(2.58%)に比べ0.34%下落した。
ただ、今月に入り、米連準の金融政策正常化が予想より早まるだろうという観測が高まり、3年利回りを中心に持ち直す動きを見せている。実際、11月末1.8%まで下がった国債3年の利回りは1週間あまりで0.07%ポイント上昇した。
同期間、短期市場の金利は制作金利の引き上げなどの影響を受け、大幅に上昇した。昨年末は0.84%まで下がった銀行債(3ヵ月)も1.37%となり、10月末(1.15%)と比べ0.22%ポイント上昇した。
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