LGイノテックは今年2四半期の連結基準の経営業績を集計した結果、営業利益が1519億ウォンで、昨年同期より178.27%増加したと29日、公示した。
売上は2兆3547億ウォンを記録し、前年同期比55.9%増加した。 ただ、直前の四半期比の売上は23.3%、営業利益は56.2%それぞれ減少した。
会社の関係者は“2四半期は季節的なオフシーズンと新型コロナによる不確実性の拡大にもかかわらず、スマートフォン用トリプルカメラ、3Dセンシングモジュールなど高性能製品が業績を牽引した”とし、“5G通信用半導体及びディスプレイ用基板、車両用カメラ及び通信モジュールの売上が増加した”と述べた。
光学ソリューション事業は前年同期対比67%増加した1兆5541億ウォンの売上を記録した。 季節的なオフシーズンにもスマートフォン向けカメラモジュールの需要が続いており、トリプルカメラや3Dセンシングモジュールなどの高付加製品中心の販売で、前年同期の売り上げが伸びたという分析だ。 ただ、前四半期比31%減少した売上だ。
基板素材事業は前年同期対比22%増加した3612億ウォンの売上を記録した。 前四半期比は1%増加した。 5G通信用半導体基板の堅調な需要と生産能力の拡大で、売上が伸び、TV販売の好調で、ディスプレイ用チップオンフィルム(COF、Chip On Film)、フォトマスクなどの供給が増え、成長を続けたと会社側は明らかにした。
電装部品事業は前年同期比40%増加、前四半期比2%減少した3262億ウォンの売上を記録した。 先端ドライバー支援システム(ADAS、Advanced Driver Assistance Systems)用カメラ、通信モジュールなど電気車や自動走行用部品で売上を拡大し、前年同期比実績が伸びた。
会社関係者は"電装部品事業は車両向け半導体などグローバル資材の需給問題で、厳しい市場状況でも受注健全性の向上など持続的な内部革新活動を通じ、収益性改善に尽力している"と説明した。
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