ポスコ・インターナショナルがエコ時代を迎え、グローバル電気車部品市場の攻略に拍車をかける。 ポスコ・インターナショナルの子会社が長い間生産してきた電気車の核心部品である「駆動モーターコア」で、グローバルトップ部品会社に跳躍するという目標だ。
1日、ポスコ・インターナショナルによると、ジュ・シボ代表取締役はモビリティ事業を新しい成長戦略として選定した。 先立って、ポスコ・インターナショナルは先月28日の企業説明会(IR)で、2025年まで駆動モーターコア400万台を供給し、グローバル市場シェア20%以上を達成すると明らかにした。
電気自動車の中核部品のモーターコアの国内外の生産基盤とともに、80つあまりのグローバルネットワークを活用し、駆動モーターコア市場での立地を確固たるものにするという戦略だ。
このため、国内の生産ラインを増設し、2022年まで200万台の生産体制を構築し、国内はもちろん、アジア・米州など海外新規物量の確保を積極的に推進する。
また、国内及び中国・インド・ヨーロッパなど世界の生産拠点を基盤に、2025年まで400万台の供給体制を構築する。 これを通じて、グローバル市場シェア20%を確保し、年間売上高7500億ウォンを達成し、ポスコグループの自動車部品事業関連の核心力量を集中した事業群に育成していく計画だ。
モーターコアは自動車や産業用設備などモーターに使用される中核部品で、駆動モーターの心臓のような役割を担当している。
ポスコ・インターナショナルは46年間、モーターコアを生産してきた国内100%の子会社であるポスコSPSを保有し、駆動モーターコア市場の強者に浮上している。 国内のモーターコアメーカーの中で、唯一金型研究所を保有していて、金型の設計からコアの製造までの一連の過程をすべてサービスする顧客密着型体制を整えている。
モーターコアは電気自動車市場の発展によって、需要の急増が予想される。 エコカー市場規模は昨年の800万台から2025年1650万台、2030年3800万台水準に拡大されるものと推定される。
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