朴正浩SKT社長、「脱通信・超協力」成果を通じて副会長に昇進

[朴正浩SKT社長、「脱通信・超協力」成果を通じて副会長に昇進]



朴正浩(パク・ジョンホ)SKテレコム代表取締役社長がSKグループ副会長に昇進する。 2017年の就任以来、SKテレコムの革新の速度を高め、ニュー(New)ICT企業に進化させた成果を認められた結果とみられる。

SKグループは3日午前、スーペックス追求協議会を開き、役員人事を断行した。 朴社長は今後、SKテレコム社長とSKハイニックス副会長を兼任することになる。 現在までSKグループ内の副会長は崔泰源(チェ・テウォン)会長の弟である崔在源(チェ・ジェウォン)首席副会長が唯一だった。

朴社長はSKグループのハイニックス半導体買収を主導するなどグループ内の大規模な事業を成功させ、崔泰源SKグループ会長の信任を受けてきた。

1989年、(株)ソンギョンに入社した以後、朴社長は30年以上、SKマンとして勤務している。 以降、SKテレコムの海外事業本部、SKグループの投資会社管理室CR支援チーム長、SK C&C社長などSKグループ内の戦略通であり、買収合併専門家として活躍してきた。 朴社長は2015年以降、SK C&C代表、SK代表取締役社長を経て、現在、SKテレコム代表取締役を務めている。

2017年に就任した朴社長は初の課題としてSKテレコムを5G時代を先導する総合ICT企業への体質改善を目標に掲げた。 就任後、MNO事業部とともに、メディア、セキュリティ、コマース事業部を新設した理由だ。 当該事業部門は5Gという連結時代の核心ICTサービスに挙げられる。

その後、朴社長は国内外の多様なICT事業者との「超協力」を通じて通信企業のSKテレコムをビックテク会社へ衣替えさせた。

SKテレコムは2018年、セキュリティ業界1位事業者のADTキャップスを買収したのに続き、昨年、SKブロードバンドのオンライン動画プラットフォーム(OTT)と地上波放送会社のOTTのPOOQを統合したウWavveを発足した。 朴社長は同年、SKブロードバンドのケーブルTV企業のティブロードの買収も実現させた。

SKテレコムの超協力はその後も大きな歩みを続けた。 昨年、朴社長はこれまでICT新事業部門を置いて競争してきたカカオとも持ち株の交換を成功させた。 今年、サムスン電子とは世界初の量子セキュリティ技術が適用されたスマートフォンのギャラクシーA・クオンタムを発売したのも朴社長式「超協力」の代表的な事例だ。

国内を超え、Uber、アマゾンなどのグローバルICT企業との大きな協力の成果も出した。 SKテレコムは最近、Uberとモビリティ子会社のティーマップモビリティとの合弁会社設立と同時に、1億ドル(約1145億ウォン)の投資を引き出した。 アマゾンとはクラウド事業を越え、11番街の持分参加約定を締結し、コマース事業でも協力関係を作った。

SKテレコムはマイクロソフト(MS)とは今年、クラウドゲーム「エックスボックス」を発売しており、ボリューメトリックビデオキャプチャ技術を適用した「ジャンプスタジオ」もMSとともに運営している。

今後の朴社長の課題としてSKテレコムの中間持株会社への転換が挙げられる。 SKテレコムを通信事業会社と持株会社に分割した後、持株会社がSKグループのICT系列会社を管理する物的分割方式が有力だ。 SKテレコムは中間持株会社への転換を通じて、企業公開(IPO)を控えたワンストアと11番街、SKブロードバンドなど非通信子会社の外部資金を誘致し、企業価値を引き上げることができる成長基盤を設けるという戦略だ。

現在、朴社長はテック会社への転換を宣言するレベルで、社命から「テレコム」を外す方向に社名変更も悩んでいる。 朴社長は最近、社内のタウンホールミーティングで社員らに"社命と関連した多様なアイデアを出してほしい"と言及したことがある。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기