第4次補正予算で支出急増・・・韓国の財政赤字、再び100兆ウォン突破

[写真=聯合ニュース]


第4次補正予算に含まれた事業が本格的に執行され、韓国の財政赤字が再び100兆ウォンを超えた。また、国家債務も800兆ウォンを突破した。

企画財政部が10日に発表した「2020年11月の財政動向」によると、9月の総収入は36兆6000億ウォンで国税収入と税外収入が増加し、昨年9月より3兆6000億ウォン増加した。9月までの累積総収入は354兆4000億ウォンを記録し、5兆1000億ウォン減少した。

9月の国税収入は22兆2000億ウォンで、昨年より3兆6000億ウォン増加した。

税目別では所得税が4兆2000億ウォン増えた。勤労・子女奨励金支給が8月に早期支給完了し、総合所得税と勤労所得税が増加した影響だ。一方、法人税は中間予納分納額が減少し、1兆2000億ウォン減少した。付加価値税も輸入減少の影響で3000億ウォン減少した。

9月の累積国税収入は214兆7000億ウォンで、昨年に比べて13兆4000億ウォン減少した。税収進度率は76.8%を記録した。ただ、企財部は新型コロナウイルス感染症(コロナ19)による稅政支援残高が4兆8000億ウォンほど残っていることを考慮すれば、実際、9月の税収累計は昨年比で8兆6000億ウォン減少したと説明した。

過怠金、弁償金、国庫補助金返還などが含まれる税外収入は1兆9000億ウォンを記録した。9月の累積税外収入は19兆6000億ウォンで、9000億ウォン増加した。基金収入は9月12兆5000億ウォン、累積基準では120兆1000億ウォンだった。基金収入には入場料、免許料、手数料などが含まれる。

9月の総支出は46兆1000億ウォンで前年比9兆ウォン増えた。子育(育児)て支援事業や小商工人(自営業)の新希望資金など、コロナ19克服関連の第4次補正予算事業を中心に、支出が増加した。累積支出は434兆8000億ウォンで、昨年同期比48兆8000億ウォンが急増した。

所得税が増えた影響を受け、9月の総収入は前年比増加したものの、総支出はさらに大幅に増加し、財政収支の悪化傾向も続いている。総収入から総支出を引いた統合財政収支の赤字は、9月の累積基準で80兆5000億ウォンと集計された。統合財政収支から4大基金を除いた管理財政収支の赤字は108兆4000億ウォンを記録し、前年同期対比51兆4000億ウォンが増えた。

国家債務は800兆ウォンを超えた。第4次補正予算の執行などの影響で、中央政府の債務は前月より6兆2000億ウォン増えた。

企財部は「9月は主要税目納付規模が相対的に小さく、第4次補正予算執行など総支出増加によって財政収支赤字を記録した」とし「財政収支と国家債務は例年通り進行中であり、年末まで第4次補正予算見通し水準で管理する予定」と説明した。第4次補正予算基準の管理財政収支の赤字は118兆6000億ウォン、国の債務は846兆9000億ウォンだ。

2020年の主要管理対象事業308兆8000億ウォンは9月末まで250兆2000億ウォンが執行され、年間計画対比81%が執行された。
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