
[現代自動車・ワールドラリーチーム、2020 WRCイタリアラリーで優勝…3連続のダブルポディウム達成]
現代自動車がワールドラリーチャンピオンシップ(以下、WRC)6次戦で行われたイタリアラリーで、1-2位を同時に席巻し、エストニア、トルコラリーに続き、3連続のダブルポディウムを達成した。
現代自動車は9~11日の三日間、イタリア・Sardegnaで開催された「2020 WRC」6次大会で、現代自動車・ワールドラリーチーム所属のDani Sordo選手が優勝を、Thierry Neuville選手が準優勝を記録し、2020 WRCメーカー部門のチャンピオンシップの首位を奪還したと12日、明らかにした。
これで現代自は歴代のイタリアラリーで4度目の優勝カップ(16年、18~20年優勝)を上げたことと同時に、2015年から6年連続のポディウムに上がる大記録を達成した。
現代自はイタリアラリーの好成績によって、今年のWRC 2連覇の達成に一歩近づいた。 2020 WRCは今後、たった2試合だけを残している。 7次戦は約1ヵ月後の11月19日からベルギーで行われる予定だ。
現代自の販売用競走車のi30N TCRは同期間、スロバキアのSlovakia Ringサーキットで開催された2020 WTCRの3次大会の3回のレースのうち、3番目の決勝レースで優勝した。
WTCRはアウディ、フォルクスワーゲン、ホンダなどのメーカー別のCセグメントの高性能競走車が大挙参加するグローバルトップクラスのツーリングカー大会だ。
今年の大会はコロナ19への感染の危険により、日程が縮小されており、欧州6ヵ国で大会ごとに計2~3回の決勝レースを繰り広げる。 その結果、年間計16回の決勝レースの結果を合算し、当該年度の総合優勝チームと優勝ドライバーを決定する。
現代自のi30N TCRはWTCRが発足した元年の2018年、ドライバー部門とチーム部門の総合優勝を占めており、2019年にもドライバー部門の2連覇を達成したことがある。
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