一日の新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の感染者が400人台を記録したなか、韓国政府が社会的距離置きの第2段階を1週間延長することにした。
丁世均(チョン・セギュン)首相は28日午前、政府ソウル庁舎でコロナ19対応中央災難安全対策本部会議を開き、「飲食店・カフェなど私たちが日常で最も多く利用するお店の営業方式と運営時間を制限する案について議論する」とし、このように明らかにした。
丁首相は「社会的距離置きの第2段階を施行してから2週間が過ぎたが、いまだに首都圏の感染者数は10日連続で200人を超えている」とし、「一部では第3段階への格上げを求めている」と説明した。
ただ「社会的距離置きの第3段階は、経済や社会に及ぼす効果を勘案すれば私たちが選択できる最後のカードである」とし「今は第2段階の効果を最大化する必要がある」と述べた。
これは社会的距離置きの第2段階を維持しながら第3段階に準ずる防疫体系を整えようという意味で分析される。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>