政府は、ソウル市梨泰院(イテウォン)のクラブで新型コロナウイルスの集団感染が発生したことを受け、今月13日から順次再開する予定だった登校開始を1週間延期することを決めた。
教育部は11日に疾病管理本部との緊急会議を行い、13日以降に高校3年生から順次登校を予定していたが、20日以降に延期すると発表した。梨泰院所在の複数のクラブで発生した集団感染では、5000人以上が感染者と接触している可能性があるため、連休が終わった6日から2週間以上の潜伏期間を空ける必要があると判断したという。
教育部は「感染者が全国に広がっており、学生の安全を保障するため、登校を1週間延期するしかなかった」と説明した。
一方、11日現在、梨泰院クラブと関連した感染者は86人に上り、全国的に拡散している。釜山や済州でも感染者が出たほか、2次感染も確認されており、今後、さらに拡大する恐れが出ている。
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