現代重工業グループがロボット事業の売上を2024年まで1兆ウォンに拡大するという計画を発表した。 このため、子会社「現代ロボティクス」を新規設立する。
現代重工業持株は13日に理事会を開いてロボット事業部門を物的分割し、子会社「現代ロボティクス」に新規設立することを決議した。 現代ロボティクスは分割後、産業用ロボットの海外進出に集中する。 また、スマートファクトリー、スマート物流、モバイルサービスロボットなどの新事業を拡大し、2024年の売上1兆ウォンを達成するという計画だ。
特にスマートファクトリー、スマート物流自動化などの新規事業の売り上げの割合を2024年まで30%以上に引き上げる。 昨年進出したスマートファクトリー事業ではすでに目に見える成果が現れている。 今年、この部門の受注は昨年より5倍以上も上昇した800億ウォン以上を達成するものと予想される。
スマート物流自動化部門でも成果があった。 最近、KTとともに開発・製作したモバイルサービスロボット「UNI」が代表的だ。 UNIは自律走行、音声認識技術が適用されたロボットで、来月からソウル東大門所在のホテルに配置される。 この市場は今後5年間、約1兆ウォン規模に成長するものと予想される。 現代ロボティクスは、国内物流システム専門企業と合弁法人を設立し、市場を先取りしていく予定だ。
産業用ロボット分野の海外進出にも集中する。 現代ロボティクスは昨年末、世界最大のロボット市場の中国に進出、今年、昨年比4倍以上上がった3000万ドル(約351億ウォン)の受注を達成することが期待される。 来年初めには欧州支社の設立を完了し、これを基盤に海外進出を積極的に拡大していく計画だ。
一方、現代ロボティクスは1984年、現代重工業内のロボット事業チームで始まって、国内で初めて自動車製造用ロボット、液晶表示装置(LCD)運搬用ロボットなどを開発し、国内の不動の1位ロボット企業としての地位を固めてきた。 昨年、現代ロボティクスは2667億ウォンの売上を記録した。
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