現代ロボティクスは30日(現地時間)、ドイツで開かれた「ハノーバー国際博覧会2022」に参加し、ボーダフォンと「5G・6G基盤のサービスロボットの共同開発のための事業協力の意向書(LOI)」を締結したと31日、明らかにした。
現代ロボティクスとボーダフォンは今回の事業協力で、5G基盤の次世代サービスロボットをともに開発し、共同マーケティングを遂行し、欧州市場を先取りするという計画だ。
現代ロボティクスは自社のサービスロボットのハードウェア及び自律走行ソフトウェアにボーダフォンの5G、人工知能(AI)、ビックデータ技術を適用する。
サービスロボットはサービングロボット、防疫ロボット、掃除ロボットなどで、大型ホテルや展示場、病院で主に使用され、カメラやセンサーを通じて環境データを収集するため、迅速な情報処理のためには超高速通信技術が必須である。
現代ロボティクスはボーダフォンの5G通信インフラを基に、多数のロボットを同時に制御する自社の管制システムを高度化し、サービスロボットに搭載する。このシステムはロボット間のリアルタイムのデータ交流が可能で、AIが人の介入なしに業務を配分したり、重複作業を防止するなどのロボットの効率的なチーム単位の協力を可能にする。
両社は防疫ロボットをドイツ現地大学病院でまず試験的に運営し、今後、食堂、ホテル、療養施設など様々な環境で作業を遂行する5G基盤のサービスロボットを拡大供給する方針だ。
以外に現代ロボティクスはハノーバー国際博覧会で、スペインロボット企業「Mozo Robotics」、オランダロボット企業「ROBOTART」とサービスロボット各300台ずつ、計600台について購入意向書をそれぞれ締結するなど、欧州市場への進出に拍車をかけている。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。