[ニューヨーク株式市場] 米中貿易交渉、香港デモの影響で低迷

  • ダウ0.04%↑ S&P 0.2%↓ ナスダック0.13%↓

[写真=AP・聯合ニュース]


11日(現地時間)、米ニューヨーク株式市場で主要指数は、米・中貿易交渉の模様眺めが濃くなったうえに、香港デモ激化などでおおむね弱含みで取引を終えた。

この日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ指数は前日より10.25ポイント(0.04%)小幅上昇した2万7691.49で取引を終えた。これで2営業日連続で終値基準で史上最高値を更新した。

一方、S&P500指数は6.07ポイント(0.20%)下げた3087.01で、ナスダック指数は11.04ポイント(0.13%)落ちた8464.28で取引を終えた。

米中貿易交渉の慎重論、香港デモの悪化などが市場に影響を与えた。

先立って中国政府が米中両国が相手国に課した関税を段階的に撤回することで合意したと発表したことについて、ドナルド・トランプ米大統領が「私は何も同意しなかった」と述べ、米中貿易交渉に対する模様眺めの傾向が濃くなった。

BNYメロン傘下ロックウッド・アドバイザーズの 最高投資責任者、マット・フォレスター氏 はブルームバーグとのインタビューで、「週末以後、第1段階の貿易合意に対する懐疑論が広がっている」とし、「市場は交渉妥結と関連し、より明確で具体的なニュースを待っている」と述べた。

香港デモが激化したことも投資心理を萎縮させた。5ヶ月連続続いた香港デモでは、最近、初の死亡者が発生したのに続き、警察が撃った実弾にデモ参加者2人が倒れた。トランプ政権も最近の声明を通じて、香港デモ事態で致命的な武力使用を非難した。

最近、ニューヨーク証券市場の各指数が軒並みに史上最高値を更新したことによる負担感が投資心理を抑えているという意見も出ている。

種目別に見ると、米国の航空機メーカーのボーイングがボーイング737 MAX機種の運航を来年1月から再開する予定だと明らかにし、この日、ボーイングの株価が4%以上上昇した。
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