「特許王」LG電子、5Gスマートフォン「ダークホース」に急浮上

[「特許王」LG電子、5Gスマートフォン「ダークホース」に急浮上]



LG電子が5世代(5G)移動通信時代の「ダークホース」として浮上している。 先制的な研究開発(R&D)を通じて確保した特許を前面に出し、スマートフォン事業の長い低迷を打開する計画だ。 LG電子初の5Gスマートフォン「V50シンキュー」の販売量も好調を見せ、期待を加える。

26日、LG電子によると、4月基準で、米国特許庁に登録されたLG電子の5G分野の特許は1836件で、グローバル企業のうち、1位を占めた。

標準必須特許(SEP・Standard Essential Patent)だけで1459件に達した。 SEPは該当特許を排除して性能を具現し難い核心技術を通称する。 暫定の特許出願も377件に達する。 LG電子の後を継いで、華為(1808件)、ノキア(1579件)、サムスン電子(1474件)、エリクソン(1413件)などが「トップ5」に入った。

LG電子の関係者は"該当特許のほとんどは基地局とスマートフォン間の電波を送受信し、情報を保存・処理する技術と関連がある内容"とし、"詳しい出願内容については明らかにできない"と述べた。


LG電子は持続的な革新技術R&Dを通じ、初期5G市場を先取り、MC事業部の体質を改善するという目標を立てている。 実際にLG電子は2014年から5G標準に対する技術開発を推進してきた。 2016年は世界で初めて従来の方式に比べて送信・受信速度が2倍速いFDR(Full Duplex Radio)技術を世界で初めて試演したこともある。

先月発売されたV50シンキューに対する消費者たちの反応も期待以上だ。 V50シンキューは発売から一週間で、10万台が販売された、前作のV40シンキューと比較すれば、4倍も速い速度だ。 発売50日後に控えた26日現在、国内市場での販売量は30万台を突破したという。

モバイル通信会社各社の攻撃的な補助金政策の影響も無視できないが、実用性も一助したものと見られる。 特に昨年12月に確定された国際標準化機構「3GPP」の最新技術標準が適用されただけに、ライバル会社に比べ、より安定的な5Gサービスを体験できるだろうとLG電子側は自信を示した。

二つのスクリーンを利用できるアクセサリー「デュアルスクリーン」による実用的な使用性も再評価されている。 依然として発売時期が確定していないサムスン電子の「ギャラクシーフォールド」などフォルダーブルフォンの空白機を攻略したという評価もある。

LG電子は米国で現地のモバイル通信会社「スプリント」と提携し、V50シンキューを披露したのに続き、オーストラリアのテルストラ、英国のEE、スイスのスイスコムなどグローバル市場でも歩幅を広げるという計画だ。

これによってLG電子のMC事業部は2四半期に赤字を大幅に減らすことができるだろうと証券街では見ている。 ハンファ投資証券は"国内の初期5G需要の急増に伴い、V50の販売量が期待値を上回り、MC部門の赤字幅を縮小したものと推定される"と見込んだ。

これによってMC事業部は売上1兆8300億ウォン、営業損失910億ウォンを記録するものと予想される。 昨年同期と比べると、赤字幅が半分以上減少することになる。
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