イ・ソクジュ済州航空代表"B737-MAX機種、安全性が証明されなければ、導入しない"

[イ・ソクジュ済州航空代表"B737-MAX機種、安全性が証明されなければ、導入しない"]



イ・ソクジュ済州航空代表取締役社長が最近、問題になっているボーイング社「B737-MAX8(マックス8)」を導入するかどうかについて保守的な観点から接近するという意思を明らかにした。 すでに数百人の死亡者を出し、信頼度が底を打っただけに、安全不確実性が100%解消されない以上、導入を「全面保留」するという意味だ。

イ代表は28日、ソウル江西区にあるメイフィールドホテルで開かれた記者懇談会に出席し、"マックス8の安全に対する国際的共感が形成されなければ、導入を中断する"、"安全と関連した領域は最も妥協が不可能な部分"と話した。

当初、済州航空はマックス8に最も積極的な国内航空会社の一つだった。 昨年、マックス8に対する50台(確定40台、オプション10台)の購買契約を締結した後、2022年から導入する方針だった。 従来の航空機に比べ、運行距離が1000km長く、燃料効率性が14%高くなった点を肯定的に評価したためだ。

しかし、この半年間、2回の墜落事故が発生し、状況は急変した。 現地当局は事故原因の調査に入り、各国は運航中断の措置を下した状況だ。 これによって済州航空のマックス8の導入に対する意見も否定的に態度を変えたとみられる。

ただ、導入時点までまだ時間が残っているだけに、その間に安定性問題が完全に解消されれば、計画通り手続きを進める考えも明らかにした。 イ代表は"時間的な余裕があり、その間に制作会社がどう対応するかを注視する"とし、"申し上げた原則は必ず守っていきたい"と説明した。

最近加熱している格安航空会社(LCC)競争の深刻化については"基本的に市場のパイが大きくなる効果があるだろう"と述べた。 その一方、新規LCC 3社の今後の展望については慎重な態度を堅持した。 彼は"今月初め、航空運送免許を受けたLCC 3社が収益性を確保するまでは相当期間がかかる"だろうとし、"済州航空も同様に事業初期、収益モデルを確保するのに6~7年の時間がかかった"と付け加えた。

今年の主な課題としては「安全運航システムの確立」を提示した。 イ代表は"今年、済州航空は安全運航体系のアップグレードを優先順位に置く"とし、"基本に戻って全般的な体系を点検する"と述べた。

今後の事業に対する構想も明らかにした。 最近、運輸権を確保した釜山-シンガポール路線が中核だ。 イ代表は"釜山-シンガポール路線を中心に既存の座席より広くて楽な座席(ニュークラス)を提供し、幅広い顧客層を要求を満たす"と述べた。
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