![[写真=亜州経済DB]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/04/15/20250415115102980437.jpg)
今年第1四半期に格安航空会社(LCC)に乗った乗客数が4年ぶりに減少傾向に転じた。 最近、LCC関連の事件・事故が搭乗心理に影響を及ぼしたものと把握される。
特に、昨年12月、務安(ムアン)空港惨事の済州航空と1月にバッテリー火災事故が発生したエアプサンの乗客減少幅が大きかった。 LCC選好度の下落に加え、両社ともに事故後、路線を一部減便した影響が大きかった。 済州航空の場合、LCC業界1位から3位まで滑り落ちた。
14日、国土交通省の航空情報ポータルシステムによると、第1四半期のLCC総旅客数(留任+乗り換え基準)は1614万6113万人で、前年同期比8%減少した。 大韓航空とアシアナ航空など大型航空会社(FSC)の旅客数が1299万622人で4%増加したのとは対照的だ。 業者別は済州航空の減少率が22.6%で最も大きく、エアプサン18.3%、エアロケイ14.7%、ジンエアー3.1%ずつ減った。
第1四半期基準でLCC旅客数が減ったのは2021年以後、4年ぶりのことだ。 当時は新型コロナパンデミックで出入国手続きが強化され、FSCとLCCを問わず航空旅客需要が急減した。 一方、今年は特にLCCの減少傾向が目立つ。 ハンファ投資証券のパク·スヨン研究員は“旅行客の選好航空会社の変化が同じLCC内でよりはFSCへ動いたのが大きかった”と分析した。
これまでLCCの中で旅客数1位を守ってきた済州航空は、第1四半期基準でティーウェイ航空とジンエアーに追撃を許可し、3位に落ちた。 2021年以来、4年ぶりだ。
LCC関連の相次ぐ事故が影響を及ぼしたものと見られる。 昨年12月、務安空港惨事で済州航空飛行機がローカライザーに衝突する惨事が起き、1月にはエアプサン旅客機でバッテリー火災事故が発生した。 この他に今年に入ってジンエアー・エアプレミアなどの機体欠陥事故まで続き、乗客が不便を強いられた。
事故後、済州航空は安全性強化のため、第1四半期の運航便数を1878便も減らした。 業界関係者は“旅客数はどうしても運航便数が多い国内線推移が重要だが、済州航空が事故の余波で減便した影響が甚大だっただろう”と述べた。
LCC企業らは整備人材を拡充し、新規航空機を導入するなど対応に乗り出す姿だ。 今年、済州航空が65人、ティーウェイ航空とジンエアーはそれぞれ100人余りと60人余りの整備士を新規採用する計画だ。 済州航空の場合、今年上半期中に新規航空機1機を追加導入する予定であり、ティーウェイ航空も2026年までに航空機5機を追加する。 エアプレミアは現在7機の航空機の数を年末までに9機に増やす。
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