江原ランドが独自開発したスロットマシンゲーム機が初めての販売契約を締結した。
江原ランドは27日、ハイワングランドホテルでゴールデンクラウン、ファソンシステム、JT社とスロットマシン販売契約及び開発に対する業務協約を締結したと31日、明らかにした。
まず、外国人専用のカジノを運営しているゴールデンクラウン(大邱インターブルゴカジノ)とは、スロットマシンゲーム機6台の販売契約を締結した。これは、江原ランドが2017年からスロットマシン機器の製造事業を開始して以来締結した最初の販売契約である。また、両社は、相互の業務協約を通じてスロットマシン機器に対する運営、修理専門人材の教育などのための交流を続けていくことにした。
ファソンシステムとはチケットのプリンタ機など、スロットマシンに使われる主要部品の開発を協力することにした。これを通じ、これまで海外で全量輸入していた部品の国産化を推進し、国内製造業の育成と中小企業との共生を強化していく予定である。
また、江原ランドは今後、日本市場へ進出するために、日本のゲーム機器ハードウェアメーカーであるJTとの戦略的技術提携を結んで、様々なスロットマシンの開発分野で協力することにした。
ハン・ヒョンミン江原ランド副社長は協約式で「弊社は、過去2年間の努力の結果として、今年4月、マシンテスト、プラットフォーム2次のアップグレード、国際技術認定までに完了した」とし、「この場に集まった多くの企業と一緒に部品の国産化、技術のグローバル化をなし、共生の価値を拡大していく」と述べた。
一方、江原ランドは4月から独自開発したスロットマシンゲーム機20台を自社の営業所ですでに運営中であり、今回の国内初の販売契約を皮切りに、来年3月にも海外のカジノに新規スロットマシン機器を供給する予定である。
これと共に販売およびASを担当する国内・外の代理店網の構築も仕上げの段階である。
江原ランド関係者は「マシン機器製造業の育成を通じて、非カジノ部門の売上高の向上だけでなく、部品の国産化を成し遂げ、コスト削減と地域雇用創出にも貢献することが期待される」と述べた。
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