芸能人を見るために飛行機に乗ってすぐ下りた場合、違約金20万ウォン追加賦課

[写真=大韓航空提供]


来年から空港の出国ゲートに入ってきた後に航空券の予約を取り消す場合、20万ウォンの追加違約金が賦課される。

現在、このような場合の違約金は10万ウォン前後に過ぎないため、一部の無分別な過激なファンが芸能人を見るために航空機に乗り込み、すぐに降りることがよく発生している。

出発直前に航空券をキャンセルする事例は、今年大韓航空だけで仁川出発便基準で35便が発生した。一度飛行機に乗った乗客が降りる場合、搭乗客はみんな飛行機から降りて再びセキュリティーチェックを受けなければならない。そのため航空会社の被害もかなり大きく、最近、手数料や手数料免除制度などを悪用した偽の出国手続き事例が持続的に発生している。

18日、航空業界によると、大韓航空とアシアナ航空などは2019年1月1日から国際線のすべでの飛行機に対して、出国場の入場後、自発的に搭乗をキャンセルする乗客に対して既存の予約キャンセル違約金に20万ウォンを追加で賦課する。

現在、大韓航空は航空機の出発前までに予約取り消しなしに搭乗しなかったり、搭乗手続きをした後に搭乗しない乗客に対して予約キャンセルの違約金を課している。

違約金は長距離路線(米州・欧州・中東・大洋州・アフリカなど)は12万ウォン、中距離路線(東南アジア・西南アジア・タシュケントなど)は7万ウォン、短距離路線(日本・中国・香港・台湾・モンゴルなど)は5万ウォンだ。

しかし、来年からは出国場の入場後に航空券をキャンセルする場合、追加で20万ウォンを払わなければならない。

航空機に搭乗した乗客が自発的に降りる場合、危険な物品を機内に置いたまま降りる恐れがあり、航空法によって該当航空便の乗客全員が降りて再びセキュリティチェックを受けなければならない。これによる離陸遅延などの被害は搭乗客全員に影響を与え、保安点検の繰り返しによる航空会社や空港当局の無駄な人員と費用も相当な部分を占める。

実際、今月15日に香港空港では仁川行きの大韓航空旅客機に韓流アイドルグループの過激ファン3人が乗り込み、アイドルを見てから離陸直前に降りたいというトラブルが起こった。このため、搭乗客360人余りが全員飛行機から降り、保安点検を再び受けるため出発が1時間近く遅れた。

大韓航空はやむをえずトラブルを起こしたアイドルファン3人全員に航空料金を払い戻し、離陸遅延による費用を香港国際空港に支払うなどの被害を受けた。しかし、3人が払った払い戻し手数料は10万ウォンにも及ばない。大韓航空は香港警察を呼んで調査を要求したが、香港警察は「乗客たちの物理的被害が発生しなかったため、調査対象ではない」と調査を断った。

大韓航空は「予約キャンセルの違約金補完を通じて健全な搭乗文化を定着させるとともに、無分別な予約キャンセルで搭乗できなかった他の客にも航空便の利用機会が拡大するだろう」と期待した。
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