チェ・スンシル容疑者の姪チャン・シホ氏、拘束期間満了で8日0時釈放

[写真=聯合ニュース(4月24日午後、ソウル中央地方裁判所に到着したチャン・シホ氏)]


チェ・スンシル容疑者(60)の姪チャン・シホ氏(37)が拘束期間満了で8日0時、釈放される。 「国政壟断」事態に巻き込まれ逮捕された被告人のうち、釈放されるのはチャン氏が初めてだ。

ソウル中央地裁と法務部によると、昨年12月8日に起訴されたチャン氏の拘束期間は8日午前0時を期して満了される。これによってチャン氏は収監中のソウル拘置所から釈放されることになる。

刑事訴訟法によると、1審判決前に被告人を拘束できる期間は基本2ヵ月だ。裁判所の許可によって2ヵ月ずつ、最長2回延長することができ、最長6ヵ月まで拘束が可能である。

チャン氏は韓国冬季スポーツの英才センターで働きながらチェ容疑者と共謀してサムスングループと韓国観光公社の子会社グランドコリアレジャーで後援金の名目で18億ウォンあまりを受け取った容疑などで拘束起訴された。

裁判所はチャン氏の裁判審理をすべて終えたが、朴槿恵前大統領が関連容疑で拘束起訴されており、結審公判など残りの手続きを延期した。

これまで検察特別捜査本部(本部長 ユン・ソクヨルソウル中央地検長)とパク・ヨンス特別検事チームは、核心関連者らの1審の拘束期間が終わると、追加起訴する方式で期限を延長してきたが、チャン氏が「国政壟断」の捜査過程でチェ容疑者が所有した資料やタブレットPCを提出するなど、捜査に協力し自分の容疑もすべて認めているため拘束状態を維持する理由がないと判断したものとみられる。

一方、チェ・スンシル容疑者とチャ・ウンテク容疑者、チョン・ホソン元大統領府付属秘書官などは最近、拘束期間が延長された。
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