セウォル号惨事から1127日ぶりに行方不明者の身元が確認された。今月5日、セウォル号沈没海域で発見された遺骨は、高校教師のコ・チャンソクさんであることが確認された。
セウォル号現場収拾本部は5日11時36分頃、全南(チョンナム)珍島郡(チンドグン)の沈没海域(SSZ-2)で収拾された骨1点に対する身元確認結果、コ・チャンソクさんであると17日明らかにした。セウォル号が引き揚げられた後、収拾された遺骨の身元が確認されたのは今回が初めてである。
当初、分析結果が出るのに1ヶ月ほどかかると予想されたが、遺骨の状態が良好であったため、結果がはやく出た。現場収拾本部は、正確な身元確認のために国立科学捜査研究院と大検察庁で一緒に分析を進めた。今月5日以後にDNA分析を4回依頼(10日、12日、13日、16日)している。
遺骨は、流失を防ぐために広げておいたフェンス内の特別捜索区域で、水中捜索26日ぶりに発見された。直ちに国立科学捜査研究院と大検察庁に送られて精密鑑識が行われた。人骨と確認された後、DNA資料を行方不明者の家族遺伝子と対照して身元を確認した。
セウォル号の引き揚げ以後、フェンス内部を40個の区域に分けて捜索を始めた。セウォル号の船尾部分が触れていた2つの区域を特別捜索している際に人骨と推定される骨を発見した。収拾本部は、特別捜索区域を縦方向に捜索した後、横方向に捜索をしている。
(亜洲経済オンライン)
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