コ・ヨンテ拘束起訴・・・国政壟断捜査一段落

[写真=聯合ニュース]


「チェ・スンシル国政壟断」の暴露者コ・ヨンテ(41)氏が「売官売職 (金品による官職の売買)」などの疑いで2日、裁判に持ち込まれた。

ソウル中央地検刑事7部(チョン・スンシン部長検事)と先端犯罪捜査1部(ソン・ヨンベ部長検事)は同日、関税庁の幹部人事に影響力を行使して裏金を受け取った疑い(特定犯罪加重処罰法上斡旋収賄)などでコ氏を拘束起訴した。

検察によると、コ容疑者は2015年仁川本部税関のイ事務官から親しい上官であるキム某氏を税関長に昇進させてほしいという請託とともに謝礼金の名目で2千万ウォンを受け取った容疑を受けている。

キム氏は昨年1月、仁川本部税関長に昇進任命され、コ氏が「側近実力者」チェ・スンシル(61・拘束起訴)氏にキム氏を推薦し、チェ氏がパク・クネ前大統領を通じてこれを実現させたのではないのかと検察は疑っている。

検察は先月末に、チェ氏を呼んで事実関係について問い詰めていたが、チェ氏は関税庁の人事に関与したことがなく、コ氏が金品を受け取った事実も知らなかったと供述したという。

また、コ氏には他にも株式投資金の名目で8千万ウォンを借りて返済しなかった容疑(詐欺)、不法なインターネット競馬賭博サイトを共同運営した容疑(韓国馬事会法違反)なども適用された。

検察は一時期チェ・スンシル氏の最側近であったが、仲たがいで国政壟断の疑惑をマスコミに暴露したコ氏を最後に、昨年10月から続けてきた国政壟断関連捜査を終了する方針だ。
 
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