今月末に第8代国際連合事務総長を退任するパン・ギムン事務総長が強い大統領候補として強い意志を表し、早期大統領選挙レースが本格的に始まる見通しだ。
1月中旬帰国するパン総長の今後の政治的な去就は大統領選の構図を揺るがす主要変数になるものとみられ注目されている。
パン総長は20日(現地時間)、韓国特派員たちの告別会見で“10年間国際連合総長を歴任しながら学んで、見て、感じたことが大韓民国の発展に役に立つなら、この身を燃やしてでも努力する用意がある”と事実上の大統領選挙への出馬を宣言した。
これと関連し、北朝鮮は最近、事実上大統領選挙に出馬を表明したパン・ギムン事務総長を狙って“荒唐無稽な夢を見ている”と非難した。
北朝鮮の対南宣伝用メディアは23日、“(パン総長が)告別会見という席で大統領選の欲望を露骨に表した”と、“非難と汚名の中に生きている彼が大統領の席を狙っている”と保守性向に分類されるパン総長に非難攻勢を強めている。
一方、次期大統領候補の支持率はパン・ギム事務総長が23.1%で2位であるムン・ジェイン候補22.2%を8週間ぶりに抜いて1位を記録した。
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