
[大宇造船海洋、世界最大規模の大型ジャッキアップリグの命名式開催]
大宇造船海洋の赤字の主犯だった海洋プロジェクト事業が復活している。
大宇造船は2013年、デンマークのマースクドリリング社から受注した大型ジャッキアップリグ(Jack-up Rig)の命名式を開催したと17日、明らかにした。
ジャッキアップリグは大陸棚地域の油田開発に投入される試錐(ボーリング)設備で、鉄製の柱を海の下へ下ろして海底面に船体を固定させた後、水面に浮かべて原油やガスを採掘する設備をいう。
このジャッキアップリグは最大水深150m海域で、エベレスト山(8848m)よりもっと深い海底12キロまでボーリング作業が可能であり、零下20度まで下がる北海の厳しい寒さと強い風、波など劣悪な海上条件でも安定的にボーリング作業をできる最先端技術が適用された。
引き渡し後にはノルウェーの北海に投入される模様だ。
特に世界最大規模の大型ジャッキアップリグで、長さ89m、幅105mに達する。
現在運用中のジャッキアップリグはほとんど水深100m前後の海域で作業できる中小型設備が主流を成している。
最近、北海投入用の大型ジャッキアップリグの需要増加傾向と石油輸出国機構(OPEC)の産油量減産合意で原油価格の上昇ムードが続く中、大宇造船海洋は今回のプロジェクトの成功的な建造で今後、大型ジャッキアップリグ市場での受注競争力優位を先取りするものとみられる。
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