男子フェンシングのパク・サンヨン(21・韓国体大)が2016リオデジャネイロ五輪で大逆転劇を繰り広げ、韓国フェンシングのエペ歴史に初の金メダルをもたらした。
世界ランキング21であるパク・サンヨンは10日(韓国時間)、ブラジル・リオデジャネイロオリンピックパーク・カリオカ(Carioca)アリーナ3で開かれたリオ五輪男子フェンシングのエペ個人決勝戦でハンガリーのゲーザ・イムレ(42)を15-14、1点差で破り感激的な金メダルを首にかけた。
イムレは1996年アトランタ五輪の銅メダルリストで昨年世界選手権大会の金メダルを獲得した世界ランキング3位のベテラン選手だ。
試合序盤0-2でリードされたパク・サンヨンは5-5まで同点を作ってから再びリードされたが、9-9に追いついて逆転のチャンスを狙った。以降、9-13までリードされ敗色が濃かったが、恐ろしい勢いで連続5得点に成功し14-14の同点を作った後、奇襲的な突きで金メダルを決めた。今大会、韓国フェンシングで出た初の金メダルであり、リオ五輪で獲得した3番目の金メダルだ。
一方、韓国フェンシングは2012年ロンドン五輪に続き2回連続金メダルを収穫する快挙を達成した。
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