大津市の中2男子自殺に絡み、タレントのデヴィ夫人のブログに写真を無断掲載され、いじめの加害少年の母親と誤解されたとして、兵庫県宝塚市の50代の女性スタイリストが1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、神戸地裁は17日、慰謝料など165万円の支払いを命じた。ブログへの謝罪文掲載は認めなかった。 判決によると、デヴィ夫人は2012年7月10日、自身のブログに、いじめ問題の加害者とされる少年の父親と一緒に写った女性の写真を掲載。両親を非難する文章も載せた。女性は母親でなく、事件とも無関係だった。デヴィ夫人は写真を削除し、13年4月16日にはこのブログで、女性が少年の母親でないことを記載していた。 (亜洲経済オンライン) <亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>