日銀短観 景況感が改善

  • 日銀短観 景況感が改善

日本銀行が1日発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)は、最近の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業製造業で6月の前回調査から8ポイント上昇のプラス12となり、3期(9カ月)連続で改善した。2007年12月調査以来、5年9カ月ぶりの高水準で、08年9月のリーマン・ショック後で最高となった。

 ただ、中小企業では改善傾向が見られるものの指数はマイナス9となっていて、景気回復の実感に差が出る結果となっている。

安倍政権の経済政策「アベノミクス」による円安・株高を背景に、輸出の持ち直しに加えて企業の業績改善が続いていることが主な要因。大企業製造業の業況判断DIを業種別に見ると、自動車がプラス27(前回調査プラス16)、電気機械がプラス9(同マイナス4)、木材・木製品がプラス48(同プラス39)などと、輸出関連や好調な建設分野で大幅な改善となった。

(亜州経済オンライン)


<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기