韓中外相が電話会談 朝鮮半島問題など協議

  • 韓中外相が電話会談 朝鮮半島問題など協議

韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交通商部長官は19日午後、中国の王毅外相と電話で40分間会談し、朝鮮半島問題や韓中協力などについて意見を交換した。

尹長官は北朝鮮に対する国連安全保障理事会の制裁強化決議採択での中国の役割を評価し、「今後の履行過程で両国間の協力が必要だ」と強調した。

また、「北朝鮮の新たな挑発行為の抑止や非核化に向けた努力を活性化させるためには韓中や米国などの関係国の協力が必要だ」とした上で、北朝鮮が肯定的な変化を通じて国際社会の責任ある一員となるよう韓中が協調していく必要性も訴えた。

王外相は、朝鮮半島の平和と安定、非核化という共同の目標を持つ両国が北朝鮮核問題の平和的解決に向けて努力することを提案した。

朝鮮半島問題に関しては、南北対話の重要性を強調するとともに、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が北朝鮮政策の中核と掲げる「朝鮮半島信頼プロセス」に高い関心を示した。

尹長官と王外相は韓国での開催が予定されている韓日中首脳会談の成功が地域内の平和と繁栄のために重要だとの認識で一致した。尹長官は「3カ国の協力が朝鮮半島の安定と韓国側の『北東アジア平和協力構想』の実現においても重要だ」と強調した。

王外相は「韓中関係を重視している。両国の関係は今新たな飛躍の契機を迎えている」と述べた上で、両国関係をさらに発展させていく意志を表明した。また、両国の新政権発足を機に戦略的協力パートナー関係をさらに充実させるとともに、外相間の緊密な協力体制を維持、発展させたいとの考えも示した。

(聯合ニュース)


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