サムスン、欧州家電市場攻略狙い新製品を多数公開

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サムスン電子はモナコ・モンテカルロで「サムスン欧州フォーラム」を開催し、欧州市場に特化したテレビや生活家電などの新製品を披露した。同社が5日、明らかにした。

欧州の消費者の嗜好(しこう)に合わせデザインされたスマートテレビ「F8500」や、発光ダイオード(LED)を液晶のバックライトに採用した2013年型スマートテレビ「F8000」「F7000」シリーズも40インチから70インチまでを一斉に公開した。

またフルハイビジョンより4倍鮮明で、一般のテレビスピーカーより6倍高い120ワットのスピーカー出力を備えた85インチの超高解像度(UHD)テレビも公開した。

同社のテレビは昨年欧州市場での占有率が販売台数基準で31%、売上高基準では36%を誇る。

欧州家庭の台所に合わせ開発されたフレンチドア(観音開き)冷蔵庫(RF24)や、オーブン(NV70F7)、業界で最も薄い80ミリの超スリムロボット掃除機も公開した。

サムスンは欧州の生活家電市場攻略のためドイツに欧州ライフスタイル研究所を置き、イタリアと英国では欧州人の嗜好に合う家電製品のデザインを発掘し、ポーランドで製品生産を行っている。

同社のフレンチドア冷蔵庫は、欧州市場の売上高基準で40.6%のシェアを持つ。イタリアやオランダ、ポーランド、ルーマニアでは2台中1台はサムスン製品だ。

サムスンは欧州をはじめとして東南アジア、西南アジア、中南米、アフリカなどでの市場攻略を目指し、大陸別新製品と戦略発表の催しを来月末まで開く予定だ。

(聯合ニュース)


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