韓国ロケット「羅老」 30日に打ち上げへ

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韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)号」(KSLV-1)の打ち上げが30日に行われる。

韓国教育科学技術部と航空宇宙研究院は16日、打ち上げ管理委員会を開き、技術的準備状況などを踏まえ、打ち上げ予定日を30日に決めたと明らかにした。31日から来月8日までとした発射予備日を含め、国際機関に通告するという。

打ち上げ予定時刻は午後3時55分~7時30分。正確な時間は気象状況や宇宙環境などを分析し、打ち上げ当日の午後1時半ごろ確定する。

3回目となる羅老の打ち上げは昨年11月29日午後に予定されていた。打ち上げ15分前からの自動カウントダウンに入る直前に2段目の推力方向制御装置に異常が見つかり、中断が決定した。

羅老は2009年8月と2010年6月にも打ち上げられたが、2度とも軌道投入に失敗している。ロケット1段目を製作したロシア側との契約条件上、今回の打ち上げが最後の機会だ。羅老開発事業には今回を含め総額5200億ウォン(約393億円)の予算が投じられた。

(聯合ニュース)


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