パナソニックは富山県、新潟県の半導体３工場を一体運営する体制を整えた。３工場を「北陸工場」に改称し、製品別の各事業ユニットから独立した組織にして製造部門の意思決定を迅速化する。パナソニックは採算が悪化している半導体事業を立て直すため、選択と集中による構造改革を進めており、工場再編や専門工場化なども視野に入れる。今後はイメージセンサーやパワー半導体に資源を集中し事業強化を図る。
パナソニックは半導体ウエハーを処理する前工程の旧魚津工場（富山県魚津市）、旧砺波工場（同砺波市）、旧新井工場（新潟県妙高市）の３工場を「北陸工場」に統合した。工場長の下に各拠点統括を配置する。
社内分社のデバイス社傘下の半導体事業グループに「北陸工場」という組織を立ち上げ、スタッフ部門などを統合した。
（亜州経済オンライン）
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
