2026. 09. 02 (水)

海外資産の韓国流入が急増

  • 海外資産の韓国流入が急増

韓国銀行が4日に公表した国際収支統計によると、急激なウォン安の影響で、海外在住韓国人が韓国に持ち込んだ先月の資産規模が1年ぶりに最高値を記録した。海外在住韓国人による韓国送金額も、世界金融危機以降で最も多かったことが分かった。
 
先月の資本移転収支は4260万ドル(約32億6614万円)で、昨年11月以降9カ月ぶりに黒字となった。黒字規模は昨年8月の6310万ドルの以来1年ぶりに最大となった。資本移転収支が黒字になったのは、海外在住韓国人が韓国に持ち込む資産が急増したため。
 
先月の海外在住韓国人による海外資産持ち込み額は2億230万ドルで、前月より30.0%増加した。昨年5月の2億1040万ドル以来、最大となった。1~8月の海外資産持ち込み額は12億2500ドルで、統計が始まって以来の最高値を記録した。
 
海外在住韓国人が韓国へ送金した先月の送金移転収入(国内送金)は前月比24.6%増の7億6850万ドルで、世界金融危機発生直後の2009年3月以降、最大だった。1~8月の韓国送金額は50億8860万ドルで、初めて50億ドルを突破した。
 
一方、韓国内資産の海外持ち出し額は前月比8.4%減の1億3250万ドルで、昨年12月以降最低値を記録した。韓国から海外居住者へ送金された先月の送金移転支給(対外送金)も前月比13.7%減の7億7700万ドルだった。
 
海外在住韓国人の韓国への持ち込み資産が増加する一方で、韓国から海外へ持ち出される資産が減少しているのは為替レートの影響が大きい。先月の対ドルウォンレートは時価基準で平均1ドル=1073.60ウォンとなり5カ月ぶりに下落し、前月の1058.66ウォンから1.4%減少した。
 
韓国銀行の関係者は、「海外から韓国に資産が流入している理由は具体的には分からないが、最近のウォン安により海外在住韓国人が海外の資産を韓国に多く持ち込んでいるとみられる」と説明した。

(聯合ニュース)


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