日本コカ・コーラは1日、チルドカップ飲料市場に参入すると発表した。2日からカフェラテ商品など5種類をまず大阪・神戸の自動販売機限定で売り出す。チルドカップ市場には森永乳業やサントリー、アサヒビール傘下のエルビー、ドトール・コーヒーなどが相次いで参入し成長しており、飲料最大手の参戦でシェア競争が一段と激化しそうだ。
日本コカ・コーラが売り出すブランドは「OLO OLO(オロオロ)」。ほろにがカフェラテ、まろやかカフェラテ、ショコララテ、フルーツジュース、マンゴーバナナを用意した。それぞれ保存料や合成着色料を使用していないほか、コーヒー豆など原料にもこだわった。価格は200ミリリットル入りで160円。
製造から運搬、販売まで低温を保つチルドカップ飲料は、新鮮な味わいがOLらの消費者に高く支持されている。
エルビーの調べによると、2009年の市場規模は前年比1%増の908億円。日本清涼飲料市場全体が頭打ちとなる中、数少ない成長市場を目指し、参入が相次いでいる。
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