日本のゲーム会社の「コナミ」が、自社の野球ゲームのキャラクターを無断でコピーしたとして韓国のオンラインゲーム製作会社「ネオプル」、流通会社「ハンビットソフト」を相手取り著作権侵害禁止請求訴訟を提起した問題で、大法院(最高裁判所に相当)が22日、原告敗訴を言い渡した原審判決を確定した。
大法院は、両社のゲームキャラクターはかわいらしいイメージをベースに頭のサイズを誇張し、足を大きくするなど類似した面があるが、これは漫画や映画、人形などでよく見られるものだったり、野球ゲームの特性上、表現が似たものにならざるを得ないと説明。双方の目鼻立ちや顔つきなどは大きく異なり、創作的な表現様式が実質的に似ているとはみなせないとした。
ネオプルの野球ゲーム「新野球」のキャラクターは、頭が大きい2頭身で腕と脚がなく、胴体に手足だけがある。コナミは、このキャラクターが1994年に自社が発売した「実況パワフルプロ野球」のキャラクターを無断で盗用したものだとし、2005年8月に訴訟を提起したが、一審、二審で敗訴していた。
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