
産業通商資源部が1日に発表した「2025年9月の輸出入動向」によると、9月の輸出額は659億5400万ドルを記録し、1年前より12.7%(42億7000万ドル)伸びた。去る6月以降、4カ月連続でプラス行進を続けているのだ。
2022年3月以後、3年6ヶ月ぶりに史上最高値を更新したりもした。第3四半期の輸出も1850億3000万ドルを記録し、四半期基準で過去最大を記録した。 1~9月の累計輸出額は5197億8000万ドルとなり、1年前より2.2%増えた。
ただ、今月の輸出と輸入の増加が昨年9月の秋夕(チュソク・旧盆)にともなう「錯視」という観測も出ている。今年9月の操業日は昨年(20日)より4日多かったからだ。実際、今年9月の一日平均輸出は29億3000万ドルにとどまり、昨年(27億5000万ドル)より1億8000万ドル減少した。
品目別には、15大主力輸出品目のうち10品目の輸出が増加した。特に半導体は、人工知能(AI)サーバーを中心にHBM、DDR5など高付加メモリの需要が続く中、メモリ固定価格も良好な流れを1年前より22.0%増えた166億1000万ドルを記録した。これは先月に続き2カ月連続で過去最大を記録したものだ。
自動車の輸出も、EV(電気自動車)やハイブリッド車などのエコカーと内燃機関車が軒並み増加している中、中古車の輸出が拡大し、9月中に最大の実績である64億ドルを記録した。これは1年前より16.8%増加したことで、4カ月連続でプラス行進を続けている。自動車部品の輸出も19.2億ドルを記録し、1年前より6.0%増加した。
船舶も1年前より21.9%増の28億9000万ドルを記録し、7ヵ月連続で上昇傾向を示している。バイオヘルス(16億8000万ドル、35.8%)は歴代9月中の最大値、ディスプレイ(17億5000万ドル、0.9%)は今年最も多い輸出をそれぞれ記録した。繊維(8億7000万ドル、7.1%)と家電(6億9000万ドル、12.3%)は、今年初めて輸出がプラスに転じた。
15大主力品目のほか、農水産食品(11億7000万ドル、21.4%)と化粧品(11億7000万ドル、28.5%)が過去最大の実績、電気機器(14億6000万ドル、14.5%)が9月中に最大の実績をそれぞれ記録した。
一方、石油化学(37億1000万ドル、-2.8%)、鉄鋼(26億3000万ドル、-4.2%)は、輸出量の増加にもかかわらず、それぞれ原油価格の下落・グローバル供給過剰などで小幅減少した。
地域別では、米国の輸出は1年前より1.4%減少した102億7000万ドルを記録した。関税の直撃を受けた自動車輸出が1年前より2%減少した影響が大きい。
一方、中国への輸出は0.5%増の116億8000万ドルとなった。東南アジア諸国連合(ASEAN)の輸出も9月中に最大実績の110億6000万ドル(17.8%)を記録した。欧州連合(EU・71億6千万ドル、19.3%)、中南米(30億3千万ドル、34.0%)、日本(25億6千万ドル、3.2%)の輸出も増加傾向を示した。
9月の輸入は8.2%増の563億9700万ドルとなった。エネルギー輸入(94億ドル)は8.8%減少したが、エネルギー以外の輸入(470億ドル)が12.5%増加した影響が大きい。
輸出から輸入を差し引いた貿易収支は95億6千万ドルで、1年前より31億2千万ドル増加した。2018年9月(96億2000万ドル)以来7年ぶりの最大規模となる。1~9月の累計黒字規模は504億7千万ドルで、前年同期比138億5千万ドル増加した。
産業部のキム・ジョングァン長官は「9月の輸出が史上最大実績を更新したのは、対米輸出が萎縮する不利な条件の中でも企業が輸出市場ポートフォリオを迅速に多角化して成し遂げた貴重な成果」と評価した。ただ「米国関税交渉など韓国の輸出を巡る不確実性が高い状況であるだけに、警戒心を持って機敏な対応をしていかなければならない」と強調した。
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* この記事は、亜洲経済韓国語記事をAIが翻訳して提供しています。
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