![[写真=サムスン電子]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/10/01/20251001162134809511.jpg)
サムスン電子が来月慶州(キョンジュ)で開かれるアジア太平洋経済協力体(APEC)首脳会議現場で、2回折りたたむ新しいフォームファクターのスマートフォン「トライフォールド(ギャラクシーGフォールド)」を披露するものと見られる。
30日、業界によると、サムスン電子はAPEC会場内の展示スペースでトライフォールドを公開する予定だ。 サムスンがトライフォールドフォンの実物を公開するのは今回が初めてだ。 今年初め、ギャラクシーアンパックでXR機器「無限」を展示したように展示の形態で披露する可能性が高い。
トライフォールドは既存の左右折り畳み式「フォールド」シリーズより一段階進化した形で、画面をもう一度折りたたむことができるように設計された。 広げた時はタブレットに近い大画面を提供しながらも、折りたたむと一般スマートフォン水準の携帯性を確保することが特徴だ。
このような試みは昨年9月、ファーウェイが世界で初めて「Mate XT」を発売し砲門を開いたことがある。 サムスンは発売時点では遅れたが、安定した技術力と完成度を武器に差別化戦略を打ち出すものと予想される。
トライフォールドフォンはスナップドラゴン8エリートチップセット、最大16GBラム、1TB貯蔵空間、高性能カメラを搭載した。 初期出荷量は約5万台という。
サムスン電子がトライフォールドフォンをAPECで展示するのは、10年ぶりに韓国で開かれる首脳会議をグローバル舞台に活用し、韓国技術の地位を浮き彫りにしようとする戦略と解釈される。 米国のトランプ大統領、中国の習近平国家主席など各国首脳とグローバル経済界の関係者、ビッグテックの首長らが直接見守る席で、サムスンの技術革新を知らせるという意図だ。
ただし、サムスン電子関係者は“政府主管行事なので、サムスンの参加有無を確認することはできない”として慎重な立場を示した。
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