![[写真=ネイバー]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/05/15/20250515173859223656.png)
ネイバーはグローバルヘルスケア事業の競争力強化のため、最高経営者(CEO)直属で「テックビジネス」部門を19日に新設すると15日、明らかにした。
新設部門を率いる首長には、ネイバーCOO(最高運営責任者)を歴任したチェ·インヒョク代表が内定された。
テックビジネス部門は成長可能性が高いが、ネイバーがこれまで集中できなかったインド、スペインなどの地域で技術とビジネスの結合を通じた新しい事業機会を模索し、ヘルスケア分野に人工知能(AI)技術融合および戦略的技術投資などを通じた事業成長を図ることを目標にしている。
テックビジネス部門のチェ·インヒョク代表内定者は、ネイバー創立初期から開発経営陣として合流し、開発からサービス運営、ビジネス、経営まで諸般の分野での幅広い成功経験と理解度を持っているとネイバー側は伝えた。
特に、彼はIT技術基盤に検索サービス強化、サービス運営効率化、競争力のある広告商品開発、国内外事業成功のために必須な技術力確保および新規事業領域発掘などを導き、会社の成長基盤を用意してきたという評価を受けている。
ネイバー側は“新しいグローバル市場とヘルスケア分野で成功的な挑戦を続けていくため、豊富な経験と専門性を備えたリーダーシップが必要だと判断し、チェ代表を迎え入れた”と明らかにした。
ネイバーはチェ·スヨン代表2期を始め、「オンサービスAI」戦略を中心としたAI競争力強化と共に、グローバルでの新しい事業機会発掘を重要な核心ミッションとし、そのための組織改編と体制を整えている。
このような方向の下、今年4月、ネイバー・アラビアを中心に中東地域及びアフリカで企業と政府間取引(B2G)の力量を基に、クラウド技術とサービスなどで新市場を開拓する「戦略事業」部門と、北米地域を中心にC2C(個人間取引)および北米スタートアップ投資を通じて成長動力を発掘する「戦略投資」部門を新設した。
ネイバーは「テックビジネス」部門まで計3つの部門を中心にネイバーは新しい市場と新しい分野に対する挑戦に拍車をかける計画だ。
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