![[写真=現代自]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/05/15/20250515144118555368.jpg)
現代自がサウジアラビアの国富ファンド(PIF)と協力し、中東地域初の現代自生産拠点を構築する。
現代自は14日(現地時間)、サウジアラビアのキング·サルマン自動車産業団地(King Salman Automotive Cluster)にある現代自サウジアラビア生産法人(HMME)の敷地で工場着工式を開催したと明らかにした。 キング・サルマン自動車産業団地は、サウジアラビアが自動車産業の発展を目標にキング・アブドゥッラー・エコノミックシティ(KAEC)に新規造成した自動車製造ハブだ。
HMMEは現代自が30%、サウジアラビアの国富ファンドが70%の持分を保有している合弁生産法人だ。 2026年第4四半期の稼動を目標に、年間5万台規模の電気自動車と内燃機関車を混流生産できる工場として建設される。
着工式に出席した現代自のチャン・ジェフン副会長は祝辞を通じ、“今回の着工式は現代自とサウジアラビアの両方にとって新しい時代の始まりを意味する”とし、“私たちは未来モビリティと技術革新の新しい場を開くための礎を築く”と強調した。 チャン副会長は“HMMEがサウジアラビアの「ビジョン2030」に応え、モビリティ技術開発力量を備えた現地人材養成などにも寄与できることを願う”と付け加えた。
サウジアラビアは既存のエネルギー中心の産業構造を製造業、水素エネルギーなどに多角化するため、国家発展プロジェクトである「ビジョン2030」を推進している。 今回の協力は、ビジョン2030の核心主体であるサウジアラビアの国富ファンドが自動車産業の強化を目標に実行している重点事業の一つだ。
現代自はサウジアラビアの国富ファンドと共に、現代自の革新製造技術とサウジアラビアの優秀人材・インフラなどを結合し、HMMMEをサウジアラビアのモビリティ生態系の成長と発展を加速化する核心拠点として構築する計画だ。
現代自関係者は“今回の生産拠点構築で、現代自はサウジアラビアの代表ブランドに跳躍するための基盤を確保し、サウジアラビアは自動車産業の発展のための重要な道しるべを用意することになるだろう”と述べた。
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