![[写真=現代自]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/04/29/20250429154940846080.jpg)
現代自が「ACTエキスポ2025」で、「ザ・ニュー・エクシエント水素電気トラック(The New XCIENT Fuel Cell Truck)」を新たに披露したと29日、明らかにした。 これを基に、現代自は北米物流運送市場の攻略に乗り出す。
現代自は5月1日(現地時間)まで米カリフォルニア州で開かれる「ACTエキスポ2025(Advanced Clean Transportation Expo 2025)」で、「ザ・ニュー・エクシエント水素電気トラック」を公開し、北米市場で公式発売した。
今回披露した「ザ・ニュー・エクシエント水素電気トラック」は、走行経験など既存モデルに対する北米顧客のフィードバックを開発過程に積極的に反映し、北米地域の多様で広範囲な地形と気候環境を考慮した車両適合性テストを経て誕生した。
水素燃料電池システムの改善を通じて車両出力を高め、従来の北米販売エクシエント水素電気トラックに搭載されていなかった△前方衝突防止補助 △車線逸脱警告 △側方衝突防止警告 △スマートクルーズコントロールのような先端運転支援システム(ADAS)を新たに適用し、安全性を大幅に強化した。
また、車両関連の各種情報を提供するデジタルクラスターと次世代インフォテインメントシステム(ccNC)ディスプレイを12.3インチに拡大し、道路進入制限可否などをリアルタイムで案内する商用車専用マップを適用した。 内装収納機能も改善し、実用性と利便性を高めた。
これと共に、現代自は水素はもちろん、電気まで同時に充電できる新しいエネルギービジネスプラットフォームである「HTWOエネルギー」の運営計画も明らかにした。 現代自は、米国ジョージア州にある「現代自動車グループメタプラントアメリカ(HMGMA)」の近くに「HTWOエネルギーサバンナ(HTWO Energy Savannah)」を造成する。
大型商用車専用施設として運営される「HTWOエネルギーサバンナ」は、水素生産と供給、充電装備と施設投資·運営を担当するHydro Fleetなど、現地パートナーとの協力を通じて構築される。 「ザ・ニュー・エクシエント水素電気トラック」約17台を完全に充電できる量である一日1200kg規模の水素生産・充電が可能で、水素供給能力を一日最大4200kgまで拡張できるように設計された。
「HTWOエネルギーサバンナ」は今年下半期から本格稼動を始め、24時間運営され、今後、電気充電施設も追加される予定だ。 現代自は「HTWOエネルギーサバンナ」の稼動で、北米市場で展開中の清浄物流運送事業に弾みがつくものと期待している。
現代自はこれに先立ち、昨年、「カリフォルニア港湾エコトラック導入プロジェクト(NorCAL ZERO)」を通じ、エクシエント水素電気トラック30台を運営した。 また、北米地域で△水素供給・充電所構築 △リース・ファイナンス △メンテナンスサービスを含む「水素商用モビリティバリューチェーン」を構築している。 また、3月に竣工式を開催したHMGMAには21台のエクシエント水素電気トラックが部品を運送している。
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