2026. 10. 28 (水)

労働者5人に1人が月収200万円未満…高所得層の割合が拡大

  • 非居住福祉施設運営業の就業者184万人

2026年上半期地域別雇用調査就業者の産業及び職業別特性
2026年上半期地域別雇用調査就業者の産業及び職業別特性。 [写真=国家データ庁]
今年上半期、賃金労働者の5人に1人が月収200万円未満であることが明らかになった。月収500万円以上の労働者の割合は1年前よりも拡大した。全体の賃金労働者数はわずかに減少したが、高所得層と低所得層の割合がともに増加し、賃金水準別の構成に変化が見られた。

27日、国家データ庁が発表した『2026年上半期地域別雇用調査就業者の産業及び職業別特性』によると、今年4月時点での賃金労働者は2237万3000人と集計された。昨年同時期よりも4万3000人減少した。

賃金区分別では、月収200万~300万円未満が29.0%で最も多かった。次いで、300万~400万円未満が22.8%、500万円以上が17.6%、400万~500万円未満が11.5%、100万円未満が9.8%、100万~200万円未満が9.3%であった。

月収200万円未満の労働者の割合は19.1%で、全体の賃金労働者の約5分の1を占めた。昨年同時期よりも0.3ポイント減少した。月収500万円以上の労働者の割合は1.2ポイント上昇した。300万~400万円未満と400万~500万円未満もそれぞれ0.4ポイント、0.3ポイント拡大した。一方、200万~300万円未満は1.6ポイント、100万~200万円未満は0.6ポイント減少した。

産業別では、賃金水準の差が顕著であった。月収500万円以上の労働者の割合は、金融・保険業が40.5%、専門・科学・技術サービス業が37.5%で高かった。一方、事業施設管理・事業支援・賃貸サービス業では、月収200万~300万円未満の労働者の割合が45.7%で最も高かった。協会・団体・修理・その他の個人サービス業も同じ区分の割合が39.1%であった。

就業者が最も増加した産業は福祉と保健分野であった。全体の就業者は2896万1000人で、前年同期よりも7万4000人増加した。産業細分類基準で非居住福祉施設運営業の就業者は184万3000人で、15万5000人増加した。病院の就業者も6万4000人増加し、76万5000人と集計された。

非居住福祉施設運営業は全体の就業者の6.4%を占め、産業細分類基準で1位を記録した。飲食業は164万3000人で2位、作物栽培業は117万8000人で3位であった。昨年1位であった非居住福祉施設運営業は就業者数がさらに増加し、飲食業と作物栽培業はそれぞれ1万9000人、8万2000人減少した。

産業中分類基準では、社会福祉サービス業の就業者が210万2000人で前年より17万2000人増加した。保健業も133万9000人で8万9000人増加した。一方、農業は127万人で8万7000人減少し、小売業は189万4000人で5万2000人減少した。

職業別では、店舗販売従事者が147万5000人で最も多く、清掃関連従事者が126万3000人、作物栽培従事者が112万3000人であった。前年同期と比較すると、介護福祉士及び看護助手は3万8000人、企画及びマーケティング事務員は3万7000人増加した。一方、作物栽培従事者は8万2000人、店舗販売従事者は6万5000人減少した。

賃金労働者全体の規模が減少する中でも、高所得層と低所得層の割合はともに増加した。福祉・保健分野の就業者増加とともに、賃金水準別の構成変化が続き、産業別の雇用構造と賃金分布の差が確認された。



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