2026. 10. 22 (木)

伝統のミラノ・技術のソウル…「産業と市民の日常が連携したデザインが競争力」

  • チャ・カンヒとマリア・ポロ、二つの都市のデザインリーダーが語る目指す方向性

  • チャ・カンヒ「韓国はトレンドに敏感で、変化を受け入れる力を基に新たな価値を創造」

  • マリア・ポロ「失敗から学ぶ柔軟性、イタリアが持つ独特の創造性」

  • 「デザインは産業と創造性に密接に結びつくべき」…AI時代における人間の役割も強調

19日、ソウル江南区ハイストリートイタリアでチャ・カンヒソウルデザイン基金代表とマリア・ポロサローネ・デル・モービレ代表が対談を行っている。2026年10月19日[写真=ユナヒョン記者 shooting@ajunews.com
19日、ソウル江南区ハイストリートイタリアでチャ・カンヒソウルデザイン基金代表とマリア・ポロサローネ・デル・モービレ代表が対談を行っている。2026年10月19日[写真=ユナヒョン記者 shooting@ajunews.com]


ソウルとイタリアのミラノ。デザインエコシステムを築いてきた二つの都市は、それぞれ異なる強みを持つ。ミラノは長い歴史と職人精神を基に世界的なデザインの中心地としての地位を確立している。一方、ソウルは先端技術と迅速な変化への適応力を前面に出し、競争力を高めてきた。二つの都市が歩んできた道は異なるが、目指す方向性は同じである。デザインを製品の美しさを超え、産業や都市文化、市民の日常にまで広げることである。

チャ・カンヒソウルデザイン基金代表とマリア・ポロサローネ・デル・モービレミラノ会長は、19日にソウル江南区ハイストリートイタリアで行われた対談で、二つの都市のデザイン競争力や産業エコシステム、人工知能(AI)時代のデザイナーの役割について意見を交わした。

二人はデザインが産業と密接に結びつくべきだという点で意見が一致した。ミラノは製造業、ブランド、大学、研究機関が緊密に協力する産業エコシステムを基にデザイン競争力を築いてきた。大学で育成された人材が産業現場と密接に交流し、創造的なアイデアを実際の製品に発展させる構造である。世界的な家具・デザイン博覧会『サローネ・デル・モービレ』もこの基盤の上で成長した。

ソウルは東大門デザインプラザ(DDP)とソウルデザインウィークを中心にデザイナーと企業、市民をつなぎ、デザイン文化を都市のあらゆる場所に広げている。今年のソウルデザインウィークはDDPを越え、東大門、聖水、延禧、西村、狎鴎亭などソウルの5つの地域に舞台を拡大した。25日までデザイン名所150か所をつなぐ『ソウルデザインロード』を運営し、展示やデザインマーケット、体験プログラムを通じて市民が日常の中でデザインを体験できるようにしている。また、大学生や若手デザイナーが企業関係者と出会い、アイデアを共有し、産業現場とつながる機会も提供している。
 

19日、ソウル江南区ハイストリートイタリアでチャ・カンヒソウルデザイン基金代表とマリア・ポロサローネ・デル・モービレ代表が対談を行っている。2026年10月19日[写真=ユナヒョン記者 shooting@ajunews.com]
19日、ソウル江南区ハイストリートイタリアでチャ・カンヒソウルデザイン基金代表とマリア・ポロサローネ・デル・モービレ代表が対談を行っている。2026年10月19日[写真=ユナヒョン記者 shooting@ajunews.com]


 
ポロ会長はミラノのデザイン産業を『氷山』に例えた。世界的なデザイン博覧会サローネ・デル・モービレは水面上に現れた氷山の一角であり、その下にはデザイナーと企業、すなわち創造性と産業が長い時間をかけて築いてきた協力関係があるという。ポロ会長は「デザイナーは絵を描くだけではなく、(さまざまな分野の専門家と)互いに対話しながら、一つの氷山を形成する。それが製品である」と述べ、「氷山の水面下には創造性と産業間の対話が存在している」と語った。

―ミラノとソウルは異なる歴史と文化の中でデザイン競争力を築いてきた。最も注目すべき強みは何か。
△チャ・カンヒソウルデザイン基金代表(以下、チャ代表)= イタリアと韓国はともに三方を海に囲まれた半島国である。辛い食べ物やニンニク、発酵食品を好む点でも似ている。異なるが似た点が多い。ミラノから学ぶべき点は、長い歴史を持つブランドを発展させてきた点である。職人精神とデザインを結びつけて高い完成度の製品を生み出す点が非常に素晴らしい。サローネ・デル・モービレなどの大規模なイベントに都市全体が参加し、デザインを文化の領域に拡張した点も印象的である。一方、韓国はトレンドに敏感で、変化に対する受容力が優れている。特に技術と結びつけて新たな価値を生み出すことに長けている。両国は互いに学ぶべき点が多いと考える。     

△マリア・ポロサローネ・デル・モービレミラノ会長(以下、ポロ会長)= 私たちは失敗から得る価値を重視する。結果だけを見るのではなく、その過程も大切にし、それを通じて柔軟性を学ぶ。イタリアの強みはここにある。弾力的な思考と試行錯誤を通じて創造性を実現する。ジャズ音楽のように即興で新しいものを作り出し、失敗から学ぶ柔軟性がイタリア特有の創造性である。

 

19日、ソウル江南区ハイストリートイタリアでチャ・カンヒソウルデザイン基金代表がマリア・ポロサローネ・デル・モービレ代表と対談している。2026年10月19日[写真=ユナヒョン記者 shooting@ajunews.com]
19日、ソウル江南区ハイストリートイタリアでチャ・カンヒソウルデザイン基金代表がマリア・ポロサローネ・デル・モービレ代表と対談している。2026年10月19日[写真=ユナヒョン記者 shooting@ajunews.com]


―ソウルデザイン基金はソウルのデザイン産業を都市文化の成長に結びつけるためにどのような役割に集中しているのか。
△チャ代表=ソウルデザイン基金はデザイン文化を普及させ、市民の日常に自然に浸透させることを目指している。DDPはさまざまなデザインイベントや展示を通じて総合的なデザイン解決策を提供するプラットフォームの役割を果たしている。ソウルデザインウィークもミラノのように若手デザイナーと中小企業の能力を披露し、デザインが市民の日常に浸透するようにするイベントである。毎年イベントの規模を徐々に拡大し、世界的なデザインイベントに成長するために努力している。

―もしお互いにソウルとミラノで一日案内するなら、ぜひ訪れたい『自分だけの場所』はどこか。
△チャ代表=DDPと東大門周辺を紹介したい。過去、現在、未来が共存する東大門ではデザインのアイデアや素材から完成品までデザインの全過程を見ることができる。特に鍾路3街は最近『世界で最も素晴らしい街』に選ばれた。この場所で韓国のダイナミズムと創造性について話したい。

△ポロ会長=ミラノ工科大学(Politecnico di Milano)をはじめとする大学キャンパスを紹介したい。学生たちがデザインだけでなく哲学を学ぶ姿も見せたい。大学街を一緒に回り、さまざまな建築や新しいスタイルを紹介し、その中に込められたイタリアのデザインや建築、芸術の基盤を示したい。
 

19日、ソウル江南区ハイストリートイタリアでマリア・ポロサローネ・デル・モービレ代表がチャ・カンヒソウルデザイン基金代表と対談している。2026年10月19日[写真=ユナヒョン記者 shooting@ajunews.com]
19日、ソウル江南区ハイストリートイタリアでマリア・ポロサローネ・デル・モービレ代表がチャ・カンヒソウルデザイン基金代表と対談している。2026年10月19日[写真=ユナヒョン記者 shooting@ajunews.com]


―ソウルのデザイナーと企業、若手人材をつなぐ過程で最も大きな困難は何であり、どのように解決しているのか。
△チャ代表=デザインは美しさを追求することから価値を追求する方向に変わっている。しかし、アイデアを具体化し、高い完成度の結果を生み出すためには、開発と生産過程にコストがかかる。ソウルデザイン基金は創造的なアイデアを持つ若手デザイナーを適切な企業とつなぎ、アイデアを具体化できるよう支援する方法を考えている。国内だけでなく海外でも成功できるようにサローネ・デル・モービレなど国際舞台で作品を紹介することも行っている。ソウルデザインウィークで彼らの作品を披露し、デザイナーがデザインビジネスパーソンとして成長できるよう多角的に支援している。  

 

19日、ソウル江南区ハイストリートイタリアでチャ・カンヒソウルデザイン基金代表がマリア・ポロサローネ・デル・モービレ代表と対談している。2026年10月19日[写真=ユナヒョン記者 shooting@ajunews.com]
19日、ソウル江南区ハイストリートイタリアでチャ・カンヒソウルデザイン基金代表がマリア・ポロサローネ・デル・モービレ代表と対談している。2026年10月19日[写真=ユナヒョン記者 shooting@ajunews.com]


―AIがアイデアを提案し、画像を生成する時代である。このような変化の中でデザイナーがさらに集中すべき判断と責任は何か。
△ポロ会長=AIは若手デザイナーの能力開発に役立つが、あくまで道具として活用すべきであり、人間の脳を置き換えてはならない。また、別の問題は知的財産である。AIが収集し活用するデザイン情報の出所を確認する必要がある。AIによって創作過程の重要な手続きやコミュニティの役割が失われる可能性がある。デザイナーや製作者、スタイリスト、写真家など創作に関わるすべての専門家の価値を守る必要がある。

△チャ代表=私たちはすでにAI時代に生きている。AIを拒否するのではなく、どのように活用するかを考えるべきである。何をすべきか、なぜそれをするのかを判断するには、依然として人間の能力が重要である。AIはそれを実現するための道具として活用すべきである。その分、人間の倫理意識も重要になった。AIは使用する人の意図によって良い方向にも悪い方向にも使われる可能性がある。誰もがデザイナーになれる時代であるため、深みがあり、オーラを放つデザインを生み出すことが重要である。今後は単にデザインを制作する人を超え、さまざまな要素を企画し調整するプロデューサーとしてデザイナーの役割がさらに注目されるだろう。
 

14日、ソウル東大門デザインプラザDDPで開催されたソウルデザインアワード2026の参加者が集合写真を撮っている。写真=ソウルデザイン基金
14日、ソウル東大門デザインプラザ(DDP)で開催された『ソウルデザインアワード2026』の参加者が集合写真を撮っている。 [写真=ソウルデザイン基金]
14日、ソウル中区DDPで開催されたソウルデザインウィークで来場者が展示場を見学している。写真=ソウルデザイン基金
14日、ソウル中区DDPで開催されたソウルデザインウィークで来場者が展示場を見学している。 [写真=ソウルデザイン基金]
DDP 365ライト(常設)写真=ソウルデザイン基金
DDP 365ライト(常設) [写真=ソウルデザイン基金]


 





* この記事はAIによって翻訳されました。
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