2026. 10. 15 (木)

三養社、日本最大の食品素材展示会「HI Japan 2026」で次世代食物繊維「ケストース」を初披露

Hi Japan 2026 삼양사 홍보 부스 전경 사진삼양사
[写真=三養社(HI Japan 2026)]

韓国の総合食品・化学企業である三養社(Samyang Corporation)が、日本市場で次世代食物繊維素材「ケストース」を初公開し、現地食品素材事業の拡大に本格的なアクセルを踏んでいる。糖質を抑えつつ食物繊維の含有量を高める機能性素材を前面に押し出し、日本の食品メーカーとの戦略的協力をさらに強化する構えだ。

三養社は15日、10月14日から16日まで東京で開催されている日本最大級の食品素材展示会「ハイ ジャパン(HI Japan・Health Ingredients Japan)2026」に参加していることを明らかにした。

「HI Japan」は、国内外の主要食品素材企業や流通会社など約600社が参加し、3万人以上の業界関係者が来場する日本最大規模の専門展示会である。三養社は今年で6年連続の出展となり、現地市場におけるプレゼンスを着実に高めている。

今回の展示で同社は、次世代の低カロリー甘味料「アロース(Allulose)」をはじめ、食物繊維素材の「難消化性デキストリン」、そして新製品の「ケストース」という3大スペシャルティ(高付加価値)食品素材を集中的に紹介している。単なる素材の提示にとどまらず、それらを活用した顧客企業の最終製品や最新の機能性研究データをあわせて公開することで、実際の製品開発における具体的なソリューションを提示している点が目を引く。

特に注目を集めているのは、結晶型食物繊維素材であるケストースを自社ブランド「Fibernova(ファイバーノヴァ)」として日本市場に初めて投入した点だ。ケストースは、フラクトオリゴ糖(FOS)を99%以上高純度で含有するプレバイオティクス素材である。吸湿性が低く固まりにくい優れた物性を持ち、水にも容易に溶解するため、粉末ドリンクやスティックタイプの食品など多様なフォーマットへの応用が可能である。さらに、砂糖の約30%に相当する穏やかな甘味を持ちながら、糖質含有量はわずか約1%に抑えられるという圧倒的なスペックを誇る。

展示ブースでは、これらの素材を実際に体験できる試飲・試食イベントも好評を博している。アロースを適用して砂糖本来のクリーンな甘味を再現したスポーツドリンクや、カロリーを抑えつつ食物繊維を強化したビタミンC含有ペクチングミなどが提供されており、来場者が素材の風味や優れた実用性をその場で確認できるインタラクティブな構成となっている。

三養社のチョン・ジソク食品BU長は、「日本市場は健康的な食生活に対する関心が非常に高く、機能性食品の開発が活発に行われている最先端の市場だ」とし、「現地の顧客ニーズに最適化された糖質低減・食物繊維強化ソリューションを継続的に提供し、パートナー企業との協力を一段と深めていく」と述べた。

一方、三養社は今年3月の米国天然食品博覧会(NPEW)への参加を皮切りに、5月の日本国際食品素材博覧会(IFIA Japan)、7月の米国食品技術者協会年次総会・万国博覧会(IFT)など、グローバルな主要展示会へ精力的に参加し、海外販路の開拓に全力を挙げている。今月末の28日には、米国食品博覧会「2026 SSG」への参加も控えており、グローバル市場攻略の歩みをさらに加速させる方針だ。


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