「世界最高水準のITインフラ」を誇っていた韓国の固定回線インターネット速度が、世界ランキングでベトナムやタイなどの東南アジア諸国にも後れを取っていることが明らかになった。世界的な通信網の高度化競争の中で、韓国のインフラ投資が停滞した結果との指摘が出ている。
14日、グローバルインターネット速度測定会社「Ookla(ウークラ)」によると、直近の調査基準で韓国の固定回線インターネットのダウンロード速度中央値は251.33Mbpsを記録し、調査対象149カ国中22位にとどまった。
これは、かつてインフラの後発ランナーと見なされていた東南アジア諸国と比較しても明らかな格差を示している。ベトナムは301.48Mbpsで8位、タイは298.92Mbpsで9位を記録し、いずれも韓国より上位にランクインした。固定回線インターネット速度の世界1位は462.50Mbpsを記録したシンガポールとなり、アラブ首長国連邦(UAE・382.40Mbps)、チリ(364.48Mbps)、香港(362.27Mbps)などが上位圏を形成した。
主要都市別の比較でも、韓国の地位低下は鮮明に表れている。ソウルの固定回線インターネット速度中央値は238.69Mbpsで世界34位にとどまった。これに対し、タイのバンコクは321.90Mbpsで6位、ベトナムのホーチミンは298.38Mbpsで14位、ハノイは251.94Mbpsで30位を記録し、すべてソウルを上回った。釜山(プサン)も221.66Mbpsで44位にとどまっている。
ただし、モバイル(無線)インターネット部門では、韓国がダウンロード速度250.56Mbpsを記録して世界6位にランクインし、固定回線部門に比べて比較的健闘している姿を見せた。モバイルの1位はアラブ首長国連邦(675.51Mbps)が獲得した。
専門家らは今回の順位下落について、韓国の絶対的なインターネット速度が遅くなったというよりは、他国がここ数年間にわたり大規模な光ケーブルの新規投資を断行して目覚ましい速度でインフラを拡張した一方、韓国は既存のインフラに甘んじて相対的な競争力が押し出された結果と分析している。
「インターネット強国」という肩書に甘んじて安易な対応を続けている間に、東南アジア諸国が凄まじい勢いでデジタルインフラの覇権を奪いつつある現状を受け、通信インフラ全般に対する抜本的な再点検と再投資の時期が来ているという指摘が強まっている。
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