2026. 09. 11 (金)

サムスンE&A、350億ドル規模のサウジビールプロジェクトを受注

  • 1日あたり7700tの尿素肥料を生産…2030年完成

  • PCCCを適用し、炭素削減と経済性を向上

サムスンE&Aの南宮洪社長とサビックアグリニュートリションのファハド・ミスファー・アル・バタール社長が握手を交わしている。
サムスンE&Aの南宮洪社長とサビックアグリニュートリションのファハド・ミスファー・アル・バタール社長が握手を交わしている。 [写真=サムスンE&A]
サムスンE&Aはサウジアラビアで大規模な肥料プロジェクトを受注した。

サムスンE&Aはサウジのサビックアグリニュートリション(SABIC Agri-Nutrients)と「SAN-7プロジェクト」に関するEPC契約を締結したと11日に公表した。受注金額は約4兆7000億ウォン(米ドル約35億ドル)で、サムスンE&Aが単独でEPCを実施し、2030年に完成する予定である。

9日午後(サウジ現地時間)、サウジのジュベイルにあるサビック本社で行われた契約式には、南宮洪サムスンE&A社長、ファイサル・モハメド・アル・ファキールサビック社長、アブドゥラフマン・アル・ファキサビックアグリニュートリションの会長、ファハド・ミスファー・アル・バタール社長など各社の最高経営陣が出席した。

サウジ東部のジュベイル産業団地に建設されるこのプラントは、天然ガスを原料として1日あたり3500tのアンモニアを生産し、これを原料に再び7700tの尿素肥料(ウレア)を生産する施設である。こうして生産された尿素肥料は全量が輸出される。特に今回のプラントにはPCCC(燃焼後の二酸化炭素回収装置)が含まれており、アンモニア生産時に発生する二酸化炭素を尿素肥料合成に活用することで、炭素排出を削減し、経済性を高めることができる。

サムスンE&Aは、これまでのサウジでの経験と発注者の信頼に加え、商品競争力を基に今回のプロジェクトも成功裏に遂行する計画である。アンモニア/尿素プラントはサムスンE&Aの化工の主力商品であり、現在アメリカでも低炭素アンモニアプロジェクトを進行中である。サムスンE&Aはこれらの強みを活かし、モジュール化や自動化などの会社の革新技術を適用してプロジェクトの遂行を差別化する計画である。

サムスンE&Aの関係者は「技術力と経験を集約し、プロジェクトを成功裏に遂行することで、グローバルな肥料プラント需要の増加に積極的に対応する計画である」と述べた。

一方、サムスンE&Aは2024年にサウジアラムコが発注した約60億ドル規模のファディリガス増設プログラムパッケージ1・4を受注するなど、サウジでの大規模プロジェクトの遂行経験を積んできた。



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