第24号台風「クロヴァン」の直接的な上陸はないものの、間接的な影響により済州地域で強風と高波が猛威を振るっている。済州全域に強風注意報、全海上に豊漁・風浪注意報が発令されたほか、済州国際空港では急変風(ウインドシア)および強風警報により一部の航空便や海路の運行に支障が出ている。
クロヴァンは同日午前3時基準で沖縄北側の海上を移動中であり、韓半島(朝鮮半島)を直接貫通する進路ではない。しかし周辺気圧の引き締めによって済州には強い北東〜東風が吹き付け、海上には最大5メートルの高波が押し寄せている。これにより、済州と完島を結ぶ一部の旅客船の運航が統制された。
済州空港では離着陸方向のすべてに急変風警報が下りており、気象悪化に伴うリアルタイムの運航情報の確認が必須となっている。あわせて同日午後は各地で雨が降り、一部地域には猛暑注意報が維持されるなど変わりやすい天気が続く見通しだ。気象庁は、当面の間は陸上の強風と海上の高い波が続くとして、施設物の管理や交通機関の利用客に対する安全注意を呼びかけている。
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