2026. 08. 27 (木)

ソウル市、長期賃貸住宅20年満了後の退去原則を再確認…「代替住宅はない」

  • ソウル市「満了世帯の代替賃貸住宅は別途検討しない」…今後5年間で約9500世帯が満了

長期賃貸住宅グラフィック=アジュ経済DB
[グラフィック=アジュ経済DB]

ソウル市は長期賃貸住宅の最長居住期間である20年が満了した場合、退去することが原則であり、契約の延長や代替賃貸住宅の提供の可能性を再度否定した。
 
ソウル市は25日、ホームページを通じて「長期賃貸住宅の最長居住期間(20年)が満了する入居者のための代替賃貸住宅の確保を別途検討していない」と発表した。

これは先月16日に報じられた長期賃貸住宅の満了対策に関して、ソウル市が代替賃貸住宅の確保策を検討しているという内容が事実ではないと明らかにしたものである。当時、市場経済の報道では、ソウル市がSHに対し、来年から賃貸期間が満了する長期賃貸住宅の入居者のための代替賃貸住宅の確保策を検討するよう要請したと伝えられていた。

ソウル市は長期賃貸住宅の20年の賃貸期間が終了した場合、既存の賃貸契約および関連法令に基づき退去することが原則であると強調した。別途契約の延長や分譲転換制度も提供しないとの立場である。

長期賃貸住宅は、無住宅市民が周辺の市価よりも低い水準の保証金を支払い、2年ごとに契約を更新しながら最長20年間居住できる公共住宅制度である。2007年にオ・セフンソウル市長の在任中に導入され、来年から初期入居者の居住期間が順次満了する。今後5年間で約9500世帯が満了を迎える予定である。
 
長期賃貸の安価な保証金は制度の主要な特徴である。ソウル市によれば、長期賃貸の平均保証金はソウルのアパートの平均賃貸価格の約54%に相当する。特に2007年の初回入居者の保証金は、現在のソウルアパートの平均賃貸価格の約23%に過ぎない。
 
ソウル市は長期賃貸住宅が長期間居住できる住宅安定手段であり、また自宅購入への移行のための住宅の梯子の役割を果たしていると説明している。ソウル市によれば、長期賃貸住宅から退去した14,902世帯のうち、自宅を取得した世帯は1,171世帯で、7.9%を占めている。彼らの平均居住期間は9.92年と集計されている。

ソウル市は長期賃貸住宅の入居者募集公告にも『分譲転換されない公共住宅』と明記されており、分譲転換を前提に供給される住宅ではないと強調している。このため、ソウル市は入居資格を維持していても、最長居住期間である20年が過ぎれば契約を延長できないとの立場である。

ソウル市の関係者は「募集公告に明記された内容が原則である」とし、「現在入居者に対して満了後の退去原則を案内している」と述べた。
 
一方、来年から初期長期賃貸入居者の満了が本格的に始まるため、今後の退去を巡る論争は続くと見られる。



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