2026. 08. 27 (木)

ソウル市の小学生32万人対象の「登下校通知サービス」が全面無償化、9月から実施

  • ソウルの607校の全学年対象、保護者の有料負担を完全解消

  • 教育部の特別交付金約9億500万円を投入、リアルタイムの登下校情報を保護者に送信

ソウル特別市教育庁の写真
ソウル特別市教育庁。 [写真=アジュ経済 DB]
来る9月から、ソウル市内のすべての小学生を対象とした「登下校通知サービス」が全面無償で実施される。これまで学校ごとの運営や保護者の個別の費用負担により、通学安全サービスはばらつきがあったが、ソウル全体の小学校全学年を対象とした普遍的な公共安全網に拡大される。
 
ソウル特別市教育庁は、9月の新学期からソウル地域のすべての国公私立小学校607校、約32万人の学生を対象に、登下校通知サービスを全面無償で支援すると26日に発表した。
 
登下校通知サービスは、学生が所持する端末と学校の校門(正門・裏門など)に設置された中継機が学生の登下校情報を自動的に認識し、保護者にSMSやスマートフォンアプリでリアルタイムの通学状況を伝える安全サービスである。
 
資料ソウル市教育庁
[資料=ソウル市教育庁]
2025年12月時点で、ソウルの606校の小学校のうち429校(70.8%)が独自に通知サービスを運営していたが、ほとんどが利用者負担方式で運営されており、保護者は毎月2200〜3300ウォン程度の利用料を直接負担していた。このため、学校ごと・地域ごとのサービス利用格差や家計負担の問題が継続的に指摘されていた。
 
今回の事業は、関係省庁共同の「子どもの登下校路安全確保総合対策」の後続措置であり、鄭根植教育監の安全分野の重要公約として推進される。市教育庁は、教育部の災害安全管理特別交付金約9億500万円を確保し、サービス利用料と予備端末費用を全額支援することにした。
 
保護者や市民の政策支持率も圧倒的である。ソウル市教育庁が昨年4月末に国民の考えを聞く調査を実施した結果(4802人参加)、回答者の96.9%(4653人)が登下校通知サービスの全面無償支援に賛成した。
 
無償実施に際して最も期待される効果は「子どもの登下校状況を即時確認することによる事故防止(87.4%)」が1位に挙げられ、「小学生の安全を最優先とする社会的環境の整備」、「地域間の安全サービス格差の解消」、「保護者の家計負担軽減」などが続いた。実際、既存のサービス利用経験者の98.7%が「学生の安全に実質的な助けとなる」と回答し、高い満足度を示した。
 
ソウル市教育庁は、9月の全面実施を前に学校現場の混乱を減らすため、教育庁の標準ガイドラインを配布し、学校単位での自主契約を推進中である。加入転換手続き、新規端末の配布、既存の有料利用者の返金および転換事項などは、各学校の準備状況に応じて家庭通信文を通じて保護者に順次案内されている。
 
市教育庁は事業実施後も継続的な現場点検と意見収集を行い、端末の認識エラー改善やサービス品質管理に万全を期す方針である。
 
鄭根植教育監は「すべての保護者が子どもの登下校状況を安心して確認できるよう支援し、安全な通学環境を整えることは教育庁の最も重要な責務である」と述べ、「ソウルのすべての小学生と保護者が安心できるよう、しっかりとした学生安全網を構築していく」と強調した。



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