2026. 08. 19 (水)

住宅担保貸出の加算金利が過去最高、総量規制の見直しが必要である

ソウル市内のある銀行の貸出窓口の様子
ソウル市内のある銀行の貸出窓口の様子。 <聯合ニュース>

5大市中銀行の住宅担保貸出の加算金利が統計開始以来の最高水準に達した。先月、KB国民・新韓・ハナ・ウリ・NH農協銀行の新規分割返済型住宅担保貸出の平均加算金利は3.27%で、2019年7月の統計開始以来最も高かった。昨年12月の2.99%から、今年に入って7ヶ月連続で上昇している。

銀行界は、家計貸出の総量を調整するために住宅担保貸出の増加速度を抑え、加算金利を高く維持している側面があると説明している。加算金利には業務原価やリスクプレミアムも含まれており、すべてが銀行の利益とは言えない。実際、5大銀行の住宅担保貸出の預貸金利差も5月の1.56%から6月には1.48%に減少した。しかし、総量規制が金利を押し上げたことは明らかである。政府が貸出量を制限したため、銀行は価格を上げて需要を減少させ、そのコストは借り手に転嫁された。

家計負債を管理する必要があるという方向性は正しい。GDPに対する家計負債比率は昨年末に88.6%と依然として高い。問題は、金融機関ごとに総量目標を設定し、超過した場合にはペナルティを課す硬直的な方式である。銀行にとっては、金利を上げるか限度を減らすことが最も簡単な対応となる。

副作用はすでに現れている。残金貸出や移転資金のように先延ばしが難しい実需までハードルが高くなった。結局、政府は13日に今年の家計貸出の総量増加率目標を1.5%から3%に倍増させ、移転資金・中途金・残金貸出など住宅供給関連の貸出は別途管理することにした。わずか4ヶ月での修正である。

総量規制の根本的な限界は、借り手のリスクと返済能力を適切に区別できないことである。元利金を負担できる実需者と過剰な借金で複数の家を購入しようとする投機需要が同じ総量の中で競争している。限度が消費されると、優良借り手もより高い金利を支払うか、貸出を諦めなければならない。金融規制は借金そのものを減らすのではなく、返済能力を超えた借入を防ぐことに焦点を当てるべきである。

解決策は、DSRなど返済能力中心の規制を精緻化することである。多住宅所有者・投機的貸出と高リスクの住宅担保貸出は厳しく締め付けるが、生涯初の購入者や入居・移転資金などの実需は区別する必要がある。金融機関ごとの総量目標は補助手段であり、金利を引き上げる手段になってはならない。

銀行も総量規制を口実に高い加算金利を維持してはならない。政府が貸出余力を増やした分、需要抑制用の調整金利を下げる余地があるかどうかを検討すべきである。家計負債の管理は必要である。しかし、その請求書を実需者の利息に転嫁してはならない。住宅担保貸出の加算金利が過去最高を記録したことは、現在の総量規制の見直しが必要であるという警告である。



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