2026. 08. 12 (水)

中国で生産された自動車の半分が輸出される

比亞迪の写真(ロイター・共同)
比亞迪の写真(ロイター・共同)
中国で生産された自動車の約半分が輸出されていることが明らかになった。

中国乗用車連盟(CPCA)の発表によると、7月の中国の自動車輸出量は前年同月比で87.8%増加し、91万8000台に達したと中国経済新聞が12日に報じた。中国で生産された自動車の約41%が海外に輸出されたことになる。昨年同時期のこの比率は21%であった。7月の輸出量の中で新エネルギー車の輸出量は54万台で、前年同期比147.8%の増加を記録した。今年7月の累計輸出量は前年同期比60%増の541万台であった。

中国最大の電気自動車メーカーである比亞迪(BYD)は、先月の自動車輸出で首位を占めた。比亞迪の輸出量は17万3721台で、2位の奇瑞(チルイ)自動車の2倍を超えた。比亞迪の7月の全体販売量は約42万台で、前年同月比22%の増加であった。

テスラは、中国の上海工場で生産した車両の中から6万6330台を海外に輸出した。同期間の中国国内での販売量は2万7249台であった。

ステランティスと合弁関係にある中国の電気自動車スタートアップ、リップモーターも急成長を遂げている。リップモーターの月間販売量は10万台を超えた。A10などの人気モデルの販売好調により、中国国内の小売販売量は8万3698台に達し、中国で3番目に多く売れた自動車ブランドとなった。

輸出が急増する一方で、中国の内需市場は大きく縮小している。7月の中国乗用車の小売販売量は146万台で、前年同月比21%減少した。特に内燃機関車の販売量は41%急減した。新エネルギー車の販売量も3.9%減少した。自動車の内需販売における新エネルギー車の占有率は過去最高の65%に達した。輸出が急増しているにもかかわらず、内需市場は縮小している状況である。中国の自動車メーカーは国内市場における価格競争の激化やコスト上昇により、収益性を確保することが難しくなり、海外市場の拡大に依存する傾向が強まっているとの分析がある。

中国乗用車連盟によると、今年上半期の中国自動車産業の売上利益率は3.8%にとどまった。これは自動車産業のサプライチェーン業者の平均である6.5%を大きく下回る水準である。原材料価格の上昇や自動車部品業者への支払い期間の延長、販売段階での継続的な割引競争が自動車メーカーの収益性を圧迫し続けているとの分析がなされている。



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